新潟市に次ぐ新潟県第2の都市として、中越地方における経済活動の中心地にもなっている長岡市。広大な越後平野から急傾斜の山間部、日本海に面するシーサイドエリアまで変化に富んだ地形が特徴で、豊かな自然環境に恵まれています。

一方で、公共交通機関は、JR信越本線や上越線、越後線、飯山線のほかに上越新幹線などを利用できます。加えて、長岡JCTからは北陸自動車道や関越自動車道にも乗り入れ可能で、交通インフラが充実しています。市街地での都会的な暮らしから田園地帯でののんびりとした生活まで、居住地に合わせて自分の希望するライフスタイルを実現できるのが、長岡市の魅力と言えるでしょう。

＞＞長岡市の土地価格やおすすめエリアが知りたい！注文住宅を建てるときのポイントもチェック

夏は高温多湿、冬は強い寒気が流れ込むなどで、季節の変化がはっきりとしているのが基本的な特徴です。しかし、長岡市は広大な市域を持つため、エリアによって気候の特色はさまざま。特に平野部と海岸沿い、山間部では冬季の積雪量が大きく異なります。また、冬の晴れ間は県全域で少なく、豪雪地帯であるほど日照時間が短い傾向に。寒さが厳しくなる真冬には、日本海からの季節風が強く吹きつけるといった、荒れた気候になることも珍しくありません。家づくりにおいては、住宅の高断熱・高気密化などを取り入れることが、冬を快適に過ごすためのポイントとなるでしょう。

参考元：長岡市移住定住ポータルサイト 長岡のはじめ方｜長岡を知る

＞＞長岡市の気候に適した耐雪住宅とは？家づくりに重要な性能基準を紹介

長岡市は「長岡市子育て・育ち“あい”プラン」を策定するなど、子育て支援に力を入れています。長岡市が子育て支援に力を入れているのは、フィンランドで実施している「ネウボラ」の考え方が根付いているためです。ネウボラとは、妊娠や出産、育児期を一環で支援する制度のこと。長岡版ネウボラでは、各関係機関が連携し合いながら、妊娠前から育児までの期間において支援を必要とする方に適切なサポートを提供しています。子育てには悩みや不安がつきものです。いつでも悩みに寄り添い支援してもらえる制度があるのが、子育て世代にとって長岡市を選ぶ大きなメリットとなっています。

参考元：長岡市｜長岡版ネウボラについて

＞＞長岡市で受けられる住宅関連の補助金は？詳しくはこちら

ここからは、長岡市で受けられる子育て支援や助成制度を、より具体的に見ていきましょう。まずはサービス面での支援についてです。

多くの自治体が有料で学童保育を提供する中、長岡市では無料でこれらの施設を利用できます。学童保育とは、共働き世帯の児童を放課後や休み期間中に預かる施設のこと。利用目的は「児童館」「放課後児童クラブ」「放課後子ども教室」でそれぞれ異なります。しかし、いずれの施設も、児童が安全・安心に過ごせる居場所を提供しているのが特徴です。延長時間帯や活動内容によっては別途費用が必要になることもありますが、基本的に無料で利用できるのは、長岡市の大きな特徴と言えるでしょう。

参考元：長岡市｜長岡市の児童館・放課後児童クラブ・放課後子ども教室

「子育ての駅」は、公園・屋内広場・子育て支援施設が一体化した、全国的にも珍しいサービスです。子育て世代が交流したり、保育士・子育てコンシェルジュに育児の悩みを相談したりできるほか、日常的な遊び場としての活用もOK。市内に13カ所の施設があり、どこでも自由に利用できます。ただし、開館時間や料金、利用方法は施設によって異なるため、お出かけ前にはチェックしておくと安心です。

参考元：長岡市｜子育ての駅

育児の精神的な疲れを癒やしたい・身体を休めたい・育児について心配なことがある・子どもとの関わり方がわからないといった悩みを抱える、すべての妊産婦が利用できるサービスです。
たとえば「ままリラ」では、母親にリラックスしてもらうべく、助産師や保健師、栄養士、母子保健推進員が必要なサポートを提供しています。一方「ままナビ」は、具体的な育児方法・遊び方を学べるサービス。保育士が子どもとの関わり方をアドバイスしてくれるのが特徴です。「ままリラ」や「ままナビ」よりも気軽に参加したい方は「ままのまカフェ」がおすすめ。こちらは、栄養士や歯科衛生士といったプロに子育ての悩みを相談しながらおしゃべりを楽しむ場を提供しています。いずれも無料で利用できるため、妊娠中・子育て中の世帯は積極的に利用したいサービスです。

参考元：長岡市｜産後デイケアる～む「ままリラ」「ままナビ」・ままのまカフェ

続いて、長岡市で受けられる金銭的支援についてです。

中学校修了までの子どもを養育する保護者が、所得額や児童の人数・年齢に応じて受けられる助成金。所得制限限度額未満の場合に支給される金額は以下のとおりです。

ただし、子どもが施設入所している場合や、里親として受給する場合にはこの限りではありません。また、受給者の所得によっては支給が行われないケースもあります。新規申請の場合は、認定請求書をはじめとした必要書類に身元確認書類や、振込先の預金通帳の情報を添えて「アオーレ長岡」の東棟1階にある福祉窓口か、各支所市民生活課で手続きしてください。なお、公務員の方は手続きが異なります。勤務先に問い合わせるなどで正確に対応しましょう。

高校卒業までの子どもが通院・入院などで受療したときの、医療費負担を軽減する制度。医療機関の窓口に健康保険証とともに受給者証を提示すれば、一部負担金のみの支払いで診療を受けられます。1回あたりの負担金は、通院の場合で530円、入院の場合で1日1,200円、訪問看護の場合で1日250円です。手続き方法は「アオーレ長岡」東棟1階にある福祉窓口か、各支所地域振興・市民生活課に申請書を提出するだけ。長岡市に居住している高校卒業までのすべての子どもが対象となるため、子どもが生まれたときや転入したタイミングで漏れなく申請しておきましょう。

長岡市は自治体の支援が厚く、注文住宅の建築を検討中の子育て世代におすすめのエリアです。そんな長岡市で理想のマイホームを手に入れるならR+house長岡インター店にお気軽にご相談を。建築家とともに、デザイン性にもこだわりながら、寒さが厳しい長岡市でも一年中快適に暮らすことが可能な高断熱・高気密を追求した住宅を提供しています。ぜひ、R+house長岡インター店の高性能住宅で、お客様の豊かな生活を実現してください。