小さな庭を中心に置いたスタイリッシュな平屋
閑静な住宅地の一角で、その先には遊歩道と豊かな風景が広がる敷地。
そして、住まい手の要望は中庭を望みながら落ち着いて暮らすこと。
まず、中庭の雪をかき出せるように、積雪量に合わせた壁をくり抜き、
この高さのドアを設け、デザインの軸として全体のバランスを整えました。
次に、散歩する町の人々のことを考え、落ち着いた美しい佇まいが町に馴染むよう、
遊歩道に沿って立ち上げ、建物ボリューム、窓配列、素材感を慎重に選択しています。
住まい手には、玄関、各部屋、アプローチから、ふと中庭の植樹を眺めて季節を感じたり、
毎日毎時間を愉しんでいただけることを願っています。
そして、遊歩道(散歩のためにつくられた道)では、この落ち着いた家を眺めながら、
ここに住まう人の笑顔や、ゆっくりとした時間を感じていただければ幸いです。
のどかな風景と遊歩道に寄り添う立地
熱や紫外線に強いオリジナル外壁材と焼き杉を組み合わせることで、味のある佇まいを実現しています。
暖かい光が差し込むLDK
外観とは裏腹に自然の風合いを感じさせるLDKです。
キッチンから洗面脱衣室へ
キッチンから洗面脱衣室へ、無駄のない動線を確保しました。
アイランドキッチン
使い勝手のいいアイランドキッチンのリビング側にはテレビ台として活用もできます。
大きめの窓を設けた明るい玄関ホール
石調のタイルを張った、上質感漂う玄関ホールです。
小さな茶室風の入り口を設けた和室
京都の茶室をイメージしたアクセントカラーの真紅の畳は、モダンな雰囲気を演出しています。
シンボリックな中庭
積雪量に合わせて外壁をくりぬいた部分がエントランスです。シンボリックな中庭に面したアプローチから、玄関へ。
憧れていた庭
ご夫婦憧れの庭は、玄関やそれぞれの部屋から季節ごとの眺めを楽しむことが出来ます。
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