長持ちさせるために!家の点検ポイント




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

今日はこんな家づくりのお悩み相談です。

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【お悩み】

Q. 家ができたら、どんな点検をしていけばいいの?

念願のマイホームが完成してウキウキしながら日々を過ごしています。家のなかはまだ新しい木の匂いがして、キレイで、とても気分がいいです。家具も家電も新しく買い替えたので、何もかもが新しい生活です。でも、家はメンテナンスが大事だと人によく言われます。いい状態でいつまでも住んでいたいので、ちゃんと定期的に点検をしなくちゃ、と思っています。どんな点検をすればいいのでしょうか?教えてください。

 

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家の点検、とひとくちに言っても、ふすまの開け閉めの具合から、外壁のひび割れや瓦の破損、細かなところでは蛍光灯が切れていないかなど、設備、建材、器具…etc. 点検しようと思えば、あらゆる場所を点検できてしまいますよね。

 

家の点検で大切なのは、チェックすべき重要な場所を必ずおさえること。その重要度の基準は、「建物の保全にとって影響があるかどうか」です。

 

例えば、屋根に破損がないかどうかを点検するのと、蛍光灯が切れていないか点検するのでは、建物の保全についての重要度はまるで違いますよね。屋根が破損していたら、そこから雨水が染みこんで雨漏りし、家の骨格を腐らせてしまうかもしれません。でも、蛍光灯は切れたら電気屋で蛍光灯を買い直すだけで、建物そのものにはまったく影響がありません。

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「建物の保全」について、安全性や耐久性に影響を与えるのは、基本的にこの二つ。「家の構造に対する問題」と「雨水の浸入の問題」です。

 

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★コンクリート部分に大きなひび割れはないか

幅0.3mm以上のひび割れ、深さ5mm以上の欠損、そういった見た目に分かる大きめのひび割れがあったら要注意。雨が染みこんで鉄筋を錆びさせると、コンクリートが壊れる可能性があるからです。

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★シロアリはいないか

基礎の表面に、土のトンネル(蟻道)がないかどうかチェック。また、床下の点検口から床下を覗き込んで、木に同じく土のトンネルがないか、不自然な穴や筋がないか、木の内部が空っぽになっている場所はないか、明らかに壊れている部分はないか、よく見てみてください。

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床下に使われている木材に、カビが生えていないか、腐っている部分はないか、水で湿っているところはないかチェック。

 

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★外壁の塗装やタイル、屋根に目立つひび割れはないか

基礎と同じように、雨水が染みこむのは建物にとってとてもよくないことです。特に、深いひび割れは要注意。屋根は、屋根の上にのぼってチェックするのは危険を伴う場合があるので、もし双眼鏡があれば、離れたところから双眼鏡で不自然な箇所がないかチェックしましょう。

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★天井や内装(壁紙)はきれいなままか

ひび割れはもちろん、「これ雨漏りのせいじゃないかな…」と思うような染みが天井や壁の高い場所に見つかったら要注意。クロスに変なしわができていたり、カビが生えたりしていたら、それも危険のサインかも。雨漏りなどのせいで、下地に何らかの問題がある場合があります。

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★屋根裏を見てみよう

天井裏(屋根裏)の点検口や、押し入れの天井板を外して、屋根裏を見渡してみてください。雨漏りや木材が腐っていないか、確認してください。

 

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床や柱、壁に傾きを感じることはないか、チェックしてみてください。あれ?なんか変だな、と思ったら、ビー玉を床に置いてみて。ころころ転がっていけば、それは傾いているということ。ごろごろごろと勢いよく転がっていったら要注意。

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ちなみに、1mの距離に対して、3mm以上の傾きがあるときは、問題が発生している可能性が高いそうですよ。傾きについては、主に水回り関係の場所で起こることが多いです。

 

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屋根や屋根裏、床下は、危険な場所であることも事実。いくら家のためとはいえ、屋根に上がったり、床下にはいつくばって、というような、危険な点検はやめましょう。屋根裏や床下は、覗いて異常がないか確認する程度でよいでしょう。もし、「あれー、なんか変な感じがするな…」と不安に感じるようなら、やはりそこから先は専門家にお願いするほうがベターです。

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設備の問題は、最悪の場合でも設備を入れ替えればなんとかなります。給湯器が壊れたら給湯器を買い替える、というふうに。でも、家の建物本体(構造部分)は、交換することができません。シロアリ、雨漏り、傾き、そういった目に見える問題を放置しておくと、家の柱が腐食して耐久性が落ちたり、地震のときに倒壊するリスクを大きくすることになりかねません。

 

相談者さんのように、新築に住んでいるのならば、まず、問題はないとわかっていても、一度、屋根裏や床下を軽く覗いてみてはいかがでしょうか。そして「問題がない状態」を把握しておけば、例えば次に覗き込んだとき、「大丈夫」「なんか変」のジャッジをしやすくなると思います。「あれ?あの柱のところに変なしみがあるぞ、前はなかったのに」そう感じたら、はい、ビルダーに電話して相談してみましょう。

 

ところで、必ず一年に一度は上記の点検をしなくちゃいけない、というわけではありません。生活上、特に問題がなければ、2~3年おきとか、5年ごととかでもいいと私は思います。ただ普段の生活のなかで、あれ、なんだか気になるな…と思ったら、まずはこの「建物の保全」にとって重要なことを、優先的に点検してみてください。

 

以上、今回は家を長持ちさせるための点検ポイントについてお届けしました。また機会をあらためて、いつか家の各部分の具体的なお手入れポイントもご紹介できればと思います。