省エネの家って、結局何がいいの?




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

「今年はできるだけエアコンを使わないように…」と思ってして暮らしてきましたが、さすがにもう限界がやってきました。先日、はじめて寝室のエアコンを作動させて、この夏はじめてひんやりとした部屋で快適な眠りについたアールです。

 

子どものころ、夏にエアコンをがんがんかけて、よく母親に「エアコンつけすぎ!省エネ省エネ!」なんて注意されたものですが、そういえば省エネって具体的にどういう定義なのか、うまく説明できなかったりしませんか?

 

というわけで、今日はこんな家づくりのお悩み相談です。

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【お悩み】

Q. 省エネの家って、結局何がいいの?

 

「どうせ建てるなら省エネの家がいいよ」と先日、友人に言われました。友人曰く、冷暖房の電気代やガス代が全然違うのだとか。ランニングコストが安い=省エネ、と友人は思っているようですが、そもそも、省エネって「お金の話」なのでしょうか? 省エネってそもそも何なのか教えてください。そして、省エネ住宅はどんなメリットがあるのかも教えてください。

 

はい、お答えいたします。

 

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石炭や石油、天然ガスなどの「エネルギー」を使って、私たちは暮らしを成立させています。電気、ガス、水道といったインフラはもちろん、例えばスマートフォンだってパソコンだって、車だって公共交通機関だって、みんなエネルギーの恩恵を受けています。洋服だって食事だって、それをつくるのにエネルギーが必要です。

 

でもそのエネルギーには限りがあります。ずっとエネルギーを使い続けると、いつかなくなってしまう。だから、エネルギーをできるだけ無駄にしないように、効率よく使いましょう、というのが「省エネ」。つまり、省エネルギーなのです。

 

もうひとつ、エネルギーがなくならないようにすることのほかに、省エネには、地球温暖化を防止する、という目的もあります。温室効果ガスは、そのほとんどがエネルギーを使うことによって発生しているものです。

 

また、エネルギーをできるだけ効率よく使うことで、世界全体の経済効率をよくしようという、お金の話も当然目的としてあったりもします。

 

ちなみに、この3つ、「地球環境保全」「エネルギー安定供給」「経済効率性」のそれぞれの頭文字をとって、「3E」といい、これは日本のエネルギー政策のキーワードのひとつになっています。いちおう書いておくと、Envuronmental ProtectionのE、Energy SecurityのE、Economic EfficiencyのE、です。

 

地球環境を守るため、エネルギーがなくならないようにするため、そしてお金を無駄にしないため、そのための「省エネ」なのです。

 

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ついでの豆知識ですが、石油はあと約50年、石炭はあと約100年でもうなくなってしまうそうですよ。本当でしょうか…。

 

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さて、では省エネ住宅とはどんな住宅のことでしょうか。まず第一に、冷暖房のエネルギーをいかに抑えられるかが省エネの最大のポイントです。というのも、家庭のエネルギー消費の約30%は冷暖房によって占められているからです。

 

この冷暖房のエネルギーをいかに抑えるか。それはつまり、どれだけ冷暖房なしで生活できるか、ということでもあるようです。

 

例えば夏、家のなかに外の熱をいれないこと。そのために、日射を遮蔽する。そして風通しをよくし冷房なしで涼をとれるようにする。例えば冬、部屋の中のあたたかな空気を外に逃がさないこと。そのための、高断熱・高気密。熱や空気の移動を少なくする。

 

実際の省エネポイントの例を挙げると…

・屋根・ひさし・窓・ブラインドやカーテンなどによる日射遮蔽

・壁や天井の断熱材の工夫

・床下の断熱

・高気密高断熱の窓・窓サッシ

などなど。これからが省エネ住宅の要素だといえば、「高気密・高断熱の家」がなぜよいのか、おわかりいただけるでしょうか。

 

ここで大事なのは、夏の暑さや冬の寒さを我慢して省エネし、やみくもにエネルギーの消費を抑えるのではなく、快適に暮らしながら省エネを実現する、ということです。

 

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真夏に、「おまえんち、すげえ暑いね」「うん、省エネしているからね」という会話が聞こえてくるような家は、省エネの成功例とは言いがたいです。「おまえんち、涼しいね。クーラーは? あれ?この部屋ついてなくない?」「ああ、うち家全体に一台で済むんだ」「まじで?!」「うん、省エネ住宅だからね」みたいな暮らしこそ、本当の省エネの成功例と言えるでしょう。

 

省エネ住宅とは、我慢比べをしなくても(笑)、エネルギーの消費が少なくて効率的な家、なのです。もちろん、エネルギー消費量が少なければ電気代も安く済む、という話。

 

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ところで、「省エネ」という言葉が登場して浸透しはじめたのは20世紀の終わり頃ですが、早くももう、省エネは当たり前のこととして一般家庭にまで浸透しています。そこで、次のステップとして今広がりを見せているのが、「創エネ」。つまり、エネルギーを自分とこでつくりましょう、という動きです。

 

エネルギーを使うなら、その分、エネルギーをつくりましょう、という。皆さんのなかにも、太陽光発電、燃料電池、家庭用蓄電池などを暮らしに取り入れているお宅があるのではないでしょうか。

 

①エネルギーを使う 

②省エネで使用するエネルギーを減らす工夫をする 

③創エネでエネルギーをつくる

 

そしてこの三つを、①ー(②+③)として、=0(ゼロ)、つまり、エネルギー消費を結果的に家のなかでプラマイゼロにしようというのが、「ゼロエネ住宅」です。条件を満たせば補助金が出たりもするみたいですので、興味のある方は詳しく調べてみてください。

 

 

そんなこんなで、省エネ住宅ってどんなメリットがあるのか、といえば、まず第一に地球環境にやさしい。第二に、エネルギーを無駄に使わないので未来のためになる。そして第三に、家計に優しい。ということです。省エネ住宅、これから家を建てる皆さん、ぜひ考えてみてくださいね。

 

以上、今回は省エネ住宅についてのお悩み相談をお送りしました!