モノをキレイに賢く整頓!収納を考えよう




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

唐突ですが、私は買い物が好きです。日用品であれ、洋服であれ、本であれ、モノを買うのは小さな幸せです。

 

ただ、捨てるのは苦手です。一度自分のものになったモノには、なんだか愛着が生まれて、家には「めったに使わないけど大事なモノ」「ホコリをかぶってるけど気に入っているモノ」「もう読まないけどいつか読むような気がする本」などがたくさん積み重なっています。

 

はい、そうです、今回のテーマは「収納」です。というわけで、こんなお悩み相談が届いています。

 

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【お悩み】

Q. 収納の考え方を教えてください!

マンションに暮らしている30代の主婦です。子育てと家事で毎日バタバタ忙しいです。ふと気づくと、部屋はモノがあふれてひどいことに。取り込んで畳んだ洗濯物と、脱いだ服の区別がつかなくなっていたり、文具がいろんなところに散らばって、必要なときにボールペンが見当たらなくて困ったり。おでかけ前に車のカギが見つからないこともしばしば。「オモチャはちゃんとお片付けしなさい」と子どもを叱っていながら、「お前、モノはちゃんと片付けろよ」と旦那に眉をひそめられるような私。子どもがもうすぐ小学校に上がるので、そのタイミングで家づくりをはじめることになったのですが、私、収納ほんとに苦手なんです。新しい家でも収納がうまくいかないような気がして…。どうか、どんなふうに考えれば上手に収納できるか、教えてもらえませんか…?

 

とてもよくあるお話です。モノが増える→モノがあふれる→部屋がきたない→人生がつらい→でもそんな人生を豊かにするために素敵なモノを買う(あるいは収納上手の本を買う・無駄な収納グッズを買う)→モノが増える→以下同。そんな、収納下手の負のスパイラル、よくわかります。

 

家づくりをきっかけに、キチンと整理整頓して美しく暮らしたいと考える主婦の方は、まあ、私の感覚では星の数くらいいますね(笑)。

 

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収納を考える前に、まず準備したいのは、自分が何をどのくらい持っているかを把握して、なんとなくでもよいのでイメージしておくということ。それも、「えーと、コートが5着にシャツが7枚…」とかではなくて、洋服だったら「ハンガーにかけたら何メートル、衣装ケースにしまったら何個分」とか、まとまり・かたまりとして考えるとイメージしやすいです。本であれば、「ずらっと積み上げてだいたい何メートル」とか、「このくらいの本棚だったら、一個分」みたいに。空間的に総量をイメージすると、必要な収納のスペースが自ずと見えてきます。

 

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収納は、とにかく大きな空間を求める人が多いです。極端な話、「どんなにモノがあっても、倉庫みたいな巨大な空間があれば、全部そこにしまっちゃえばいいじゃん」という安直な考え方です。押し込み派、と私はこっそり呼んでいます。

 

でも収納で大事なのは、何がどこにあるかを常に把握できること。それは、「何がどこにあるかひと目で見渡せる」とか「必要なものが必要な場所にあってすっと手を伸ばせばすぐ取り出せる」こと、が大切なのです。

 

奥行きのある大きな収納空間をつくって、これだけ広ければ大丈夫、という考え方も、もちろん間違いではありません。でも、奥行きがあると、奥に入れたモノが取り出しにくい上に、何を押し込んだか忘れたり、何を持っているのか把握できなくなってしまいます。「うわー、こないだシャンプーとコンディショナーまとめ買いしたけど、去年のうちにまとめ買いした詰め替えがこんなに奥にあったよー」みたいな。

 

収納スペースのポイントは、できるだけ、モノが「見える」ように間口を広くすること。そしてすぐモノを「取り出せる」ように奥行きは浅くすること。

 

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さて、収納計画。

まずおおざっぱに、「いつも使うモノ」「普段は使わないモノ」に大別します。例えば、バスタオルは毎日使います。ご飯茶碗も毎日使います。でもガスストーブは冬にしか使わないし、かき氷マシーンは夏にしか使いません。季節外れの洋服も、一度シーズンが過ぎれば来年まで袖を通しません。

 

普段よく使うモノは、使う部屋に置くこと。そして滅多に使わなかったり、使う季節が限られるモノは、大きな収納庫に収めるのがよいでしょう。ちなみに、これは収納とはまったく関係ない話ですが、ギターなどの楽器は上達したければ、ケースに収納せずにふと手に取れるところにポンと置いておくとよいですよ。週末時間のあるときにしか練習できないから普段は納戸にしまっておく、とかだと、本当に楽器そのものに触れる時間が少なくて、なかなか上達できないものです。テレビドラマがCMになったらポロンとワンフレーズ弾いてみる、くらいの手軽さで日常的に触れるとよいです。

 

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さて、話を戻します。今度はキッチンの収納について。

キッチンは常に動きがあります。あれをしてこれをして、という料理の流れにぴったりと合う収納をしましょう。チャーハンを炒めるときに、油と塩とコショウをいちいち離れたところまで取りにいくのは時間のロスですからね。必要な作業を、必要な道具を使ってすぐにできる、ということが重要です。

 

ちなみに、コンロ回りは、片手が塞がっていたりすることが多いので、手元の収納は扉を開けて棚からモノを取り出すタイプより、スッと引き出せる引き出しタイプのほうが便利です。あと、キッチンの調理器具は重さも十分考慮してください。重いモノは下へ収納、使用頻度の低い軽いモノは上へ収納、が基本です。背伸びして中華鍋を取り出すとか、けっこう危険ですからね。

 

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家族みんなで使うのがリビング。当然、みんながそれぞれモノを出して使ったら、ばらばらの場所に行ってしまいます。「あれー、テレビのリモコンどこだよ」「そこにあるじゃん」「これはブルーレイのリモコンだよ!」なんて、ありがちなやりとり。

 

「爪切りどこー?」「ちょっと、セロテープがないんだけど」「電池ある?」「あるよ、ほら」「違う、単三じゃなくて単四!」こういうのもまた、普通に日常的なやりとりですよね。

 

リビングでみんなが使うモノは、できるだけまとめて収納して、「とりあえずみんな使ったら、定位置にしまう!」と取り決めをつくりましょう。それも、戻しにくい場所では戻すのが面倒くさいので、使いやすくて戻しやすい場所を考えて。例えば、テレビのリモコンならリビングテーブルの上のかごとか。筆記用具は(実際に何か書き物をするための)テーブルの背後のチェストとか。

 

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来客のある空間は、できればキレイにみせたいもの。急な来客のとき、「どうぞどうぞ、こちらへ」と通したリビングが、雑多なひとり暮らしの部屋のようでは恥ずかしいことこの上ないものです。

 

意識したいポイントは、目に見える部分は「スッキリ」を感じるように収納すること。スッキリ感は、つまりは余白感でもあります。たとえば飾り棚があったら、なんでもくっつけて並べたりせず、ひとつひとつに余白のスペースをとって、余裕を持って並べましょう。そして、並べたらちょっと遠くに離れてみてみてください。「んー、なんかゴチャっとしてるな」と感じたら、はい、やり直し。

 

例えばトイレのトイレットペーパー。12個セットのパックのビニールに入ったまま洗剤や消臭剤とぎちぎちに並べて(しかもビニールを引きちぎって取り出したままになってたりして)いたら、トイレ空間全体に不潔な印象を与えますが、トイレットペーパーをちゃんとビニールから出して、6個なら6個とか数を決めて周囲の空間に余裕をもたせてスッキリ置いておくと、それだけで清潔で上品な印象になったりするものです。

 

一方、隠す収納は、「キッチリ」な感じを意識してください。キッチリ感、それはつまり、整理整頓感というべきか、あるべき場所に、あるべきふうに収まっているということ。

 

例えば文房具なら、「引き出しひとつに何でも押し込んで、使うときにこのなかから探す」みたいにアバウトな感じにするのではなく、引き出しに仕切りを設けて、ペンの場所、ハサミの場所、テープの場所、というように。ゾーンディフェンスが美しい守備、って感じ(スポーツが苦手な方、イメージ伝わらなかったらごめんなさい)。

 

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普段使わないモノは、納戸や収納庫、屋根裏部屋など、大きめの空間を用意して集中的に収納します。いろんなものがバラバラに収納されていると、「あれーどこやったっけ」「納戸でしょ?」「だから納戸にないから聞いてんじゃん!」と、またありがちなやりとりが…。

 

普段使わない=そのうち忘れる、という図式を常に意識して、思い出しやすいところ、「あそこに行けばある」と認識できるところに、ジャンル別に収納しましょう。あと、どうせしばらく使わないから、とダンボールに入れて積み重ねる人もいますが、ダンボールは複数積み重ねると、「どのダンボールに何が入っているかわからなくなってしまう」という法則がございます(笑)。透明や半透明のケースを使うか、中身が見えない箱状のものは、必ずペンで何が入っているかを明記しましょう。

 

収納の基本は、「次に使う」ことを意識して片付けること。それが、効率性や合理性を導きます。

「えーと、どこだっけ」「あれ?ないない!」「ちょっとお母さーん、私のアレどこやったのー!」といった具合に、使うときになって慌てたりイライラしたりするのって、本当に無駄な時間ですからね。

 

家づくりに収納計画は欠かせないもの。皆さん、まずは収納すべきモノがどのくらいか、それを把握するところからはじめてみてください。

 

以上、今回は家づくりの収納の考え方についてご紹介しました。