シロアリ対策、どうすればいいの?




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

8月もあとわずか。子どもが慌てて夏休みの宿題や日記の帳尻を合わせようとしている、そんな光景を目にしているお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。

 

「だから早めにやっておけばよかったのに!」そんなふうに子どもを叱る大人も、でも実は叱っている本人が、「早めに領収書の整理をしなかったから確定申告で大変だった」とか「お中元の礼状をあとまわしにしていたら、うっかり時間が経ってしまって不作法なことをしてしまった」ということも多いものです。

 

そんな、ちゃんとやっておけばよかったのに…的な問題、家づくり、というより家の安全を守るための、今日はこんなお悩み相談です。

 

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【お悩み】

Q. シロアリ対策ってどうすればいいんですか?

築5年の家に住んでいる者です。家を建てたばかりのときは、「新しい家にシロアリなんて来るわけないじゃん」と思っていたのですが、最近、ちょっと心配になってきました。聞いた話では、阪神大震災のとき、倒壊した家の多くが、土台をシロアリに食い散らかされていたとか…。でも、シロアリが実際に床下にいるかなんてわからないし、業者に頼むのも不安だったりして…。シロアリ対策って、どうすればいいんですか?

 

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シロアリは、アリの白いヤツ、という程度の認識の方もいるかもしれませんが、あいつらは黒い小さなありんこたちとはまったく別の、どちらかというとゴキブリの仲間に近い、人間にとっては非常に厄介なヤツらです。

 

主に、ヤマトシロアリ、イエシロアリという種類が、住宅の敵。床下などに勝手に侵入し、木を食べます。つまり、家の土台や柱を食べて生活しているのです。

 

シロアリに食われた土台や柱は、見るも無惨に腐っていきます。気づいたときには、もうボロボロ…家の耐震性が落ちて、「危ない家」になってしまう、そんな例は数えきれません。

 

シロアリのカタチは、黒いアリが白っぽく(スケルトンっぽく)なっている感じです。黒いアリは、普通に庭や家のなかの明るい場所で動き回りますが、シロアリは光や外気が好きではないので、あまり人の目の届かないところで活動しています。

 

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シロアリは、5月~7月の時期になると羽が生え、羽アリとなって外の世界に飛び出し、新しい巣作りをはじめます。胴体にあまりくびれのない、羽の大きさが4枚ともほぼ同じ感じの羽アリを見つけたら、それはシロアリの羽アリ。

 

春から初夏にかけて、なんだか家のなかに小さな羽が落ちているなあ、と感じたら、それは危険信号。「やばい、うち、シロアリいるかも…」と考えたほうがよいでしょう。

 

シロアリのサインのわかりやすい例としては、床や柱に小さい穴があいていたり、土で作られたトンネルのようなものがあったり、コンクリートに妙な線ができていたり。俵のようなかたちの小さな糞が落ちていたり。あと、家の周囲に置いてある古い木材がボロボロになっていたら、「やべ、シロアリ!」です。

 

他にも、床がなんだか最近軋む、柔らかく沈む感じがする、床や壁にカビが生えている、天井に雨染みや雨漏りがある、そんなときは疑ってみたほうがよいでしょう。

 

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あと、ご近所さんが最近シロアリ駆除をした、という場合も要注意です。シロアリは、駆除されると、ごそっとみんなで別の家に移るという習性があります。「隣んち、シロアリ駆除したらしいよ」「へー、そうなんだ」「ウチは大丈夫かな?」「大丈夫っしょ、隣が駆除したら、ウチも大丈夫なんじゃない?」「そっか、よかった」…甘い!それは逆に危険サイン。隣の家にいたシロアリが、あなたの家の床下に転居した可能性をまず考えてください。

 

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シロアリは木造住宅が大好きです。そして日光が当たりにくく、風通しが悪く、湿気の多い家。こんな家はシロアリにとっての大好物といっても過言ではありません。

 

特に、床下が低い、床下に換気口があまりない、カビっぽい、雨漏りで水が染みてる、家のまわりに池や井戸がある、建物の周辺に廃材などの木が放置されている、柵などに木を使っている、そんな家はシロアリを呼び込みやすいです。

 

生活面では、キッチンやお風呂の掃除が苦手でいつもカビっぽく、湿ったままにさせちゃう人、あまり部屋の換気が上手じゃない人、家のまわりに日曜大工で余った木材や、いらない木を放置している人、玄関でよく水をまいたりする人、そんな人は、知らず知らずにシロアリをおびき寄せているかもしれません。心当たりのある方、ご注意を。

 

新築だから、とか、まだ築5年だから、といって安心してはいられません。新築時にシロアリ対策をちゃんと施しましたか? わからない方は、ビルダーさんに確認してください。そして築年数の経っている家に住んでいる方は、上記のようなシロアリの兆候がないか、もう一度よく調べてみてください。

 

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で、どうすればいいの? という話ですが、床下にもぐってシロアリ被害を確かめるのは、ちょっと危険。やはり、シロアリ駆除の業者さんに点検してもらったほうがよいと私は思います。

 

シロアリ業者さんの多くは、無料点検などをやっているので、まず、点検してもらって、もしもシロアリの被害があるようなら、それから駆除の見積を出してもらう、という流れが一般的でしょうか。点検をすれば、シロアリが実際にいるかどうか、被害が出ているかどうかは一目瞭然です。

 

駆除くらいホームセンターで薬剤を買ってくれば自分でできる、と思っている方もいるかもしれませんが、薬品を扱うこと、床下にもぐって作業をすることを考えると、健康面、安全面から、それはあまりおすすめできません。業者さんにお願いするのがよいと思います。

 

シロアリ駆除の費用は坪単価で計算されることがほとんどです。ネットなどで相場を調べ、「やけに安い/高い」「調査や説明が不親切/要領を得ない」そういう業者さんには注意をしてください。床下は住人にとってよくわからない部分です。なかには、悪徳業者と呼ばれるようなシロアリ駆除の業者もいるので、価格、サービス内容、信頼性、実績など、しっかり考慮し、検討してから契約するようにしてくださいね。赤ちゃんや子どもがいる家では、どんな薬剤を使うか、健康面で大丈夫か、そういうこともきちんと確かめるべきです。

 

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ちなみに、シロアリ駆除の薬品は約5年で効果が切れるといわれています。新築の方は、築5年あたりを目安に、それ以降は5年単位くらいで、「うち、シロアリ大丈夫かな…」と気にしてみてください。

 

日頃の対策としては、

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という感じでしょうか。

 

羽アリが飛んでる、羽が落ちてる、床が軋む、床がやわらかい、家のまわりの木材が腐ってる、そんなご家庭は、とりあえず何も考えずに点検だけしてもらいましょう。はい、「シロアリ 新潟」「シロアリ 長岡」とかで検索(笑)

 

地震が起きたときに、土台のしっかりした家と、土台が食い荒らされてボロボロの家では、安全性がまったく異なるのは言うまでもありませんよね。シロアリ対策は先手必勝。出たら駆除、出る前は予防。「こぼれたミルクはもう元に戻らない」ように、被害に遭った家を被害に遭う前の家に戻すことはできませんから!

 

以上、今回は家づくりのお悩み相談、シロアリ対策編をお送りしました!