芸術の秋、家に絵を飾ろう




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

残暑、厳しいですね…。「9月は秋」という認識でしたが、「少なくとも9月のはじまりはまだ夏」という認識に改めなければならない。そんな気分のアールです。暑いのは苦手です。

 

それでも、あと一週間、あと二週間もすれば、ぐんと秋らしい気候になるでしょう。暑いなあと思っているうちに涼しくなり、涼しいなあと思っているうちに寒くなり、寒いなあと思っているうちに少しずつあたたかくなっていく、それが日本の四季です。

 

さて、先日はこのコラムで「読書の秋」を切り口にした原稿をお届けしましたが、「●●の秋」は他にもあります。というわけで今回は、「芸術の秋」と家づくりを絡めたコラムをお届けしようと思います。

 

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(1)家に絵画を飾るのだ

 

新しい家に住まうと、最初はなんだか全体的にスカスカした感じがしませんか? 新しい家なんだから、モノが少なくて当然、スッキリしていていいじゃない、と言われそうですが、やっぱり、なんだか物足りない感じ、しますよね?

 

そんなときに部屋の中を見渡して気づくのは、壁の白さ。茫洋とした感じの、さびしい白さ。「あー、あのへん何もないな…」なんてことを思ったら、部屋のインテリアや雰囲気に合うような、絵を飾ってみてはいかがでしょうか。

 

でも「絵を飾る」とひとくちに言っても、それが本格的な絵画なのか、アートポスターのような手軽なものなのか、それとも自作の絵なのか、アプローチの種類はいろいろあります。

 

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(2)絵画を購入する方法

 

本物の絵を飾りたい。そう思ったら、ギャラリーや画廊、百貨店などで購入するのが一般的です。絵といえば美術館ですが、それは展示するための場所。販売しているのは、主にギャラリー、画廊、百貨店などです。

 

ギャラリーと画廊は、ほぼ同じ意味(以下、ギャラリーでまとめます)。絵画の売買を主な目的とした場所です。ギャラリーによって、取り扱う絵の種類や作家などに違いがあり、「こういう絵が欲しいなあ」と思ったら、事前にネットなどで下調べをした方がいいかもです。

 

そもそも、ギャラリーって敷居が高い感じがしますよね。入りにくい。っていうか、入ってどう振る舞っていいかわからないし、ギャラリーの人とどんな会話をすればいいかわからない、という方がほとんどではないでしょうか。

 

個人的に、ギャラリーに入る上でのポイントだと思うのは、相場や好きな絵の感じが事前にある程度わかっているかどうか、です。「この絵は5万円です」「この絵は20万円です」となったときに、それが高いのか、安いのか、自分にとってその金額を支払うだけの価値があるのかどうか、その判断基準をある程度熟成し、確立してからギャラリーを訪れたほうがいいのではないかと私は思っています。

 

そのためには、普段、いろいろな絵を見て、アンテナを張っていることが大事です。「家に絵を飾りたいなー」と思ったら、書店で絵画の本や雑誌をめくってみたり、ネットでいろんな絵を見てみてください。現代の絵画はほんとうにいろいろなものがあります。日本画、油絵といった大きな区分だけじゃなく、作家の作風まったく異なる作品が、無数に存在しています。

 

「あー、この人の絵、好きだわー」「こういう絵、いいかもー」という絵や作家、ジャンルに出会ったら、それがどこでいくらくらいで売られているのか調べてみましょう。この作家の作品はどのギャラリーで扱っているのか。そういった種類の作品が得意なギャラリーはどこか。案外、ギャラリーを通さずに作家から直接購入する、なんて方法にもたどり着くかもしれません。そして「相場観」をなんとなくつかめてから、いよいよギャラリーを訪れる、というのがよいのではないでしょうか。

 

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(3)絵画の価格

 

絵画の値段というのは、難しいものです。ギャラリーが値付けすることもあれば、作家本人が決めることもありますし、同じ大きさの絵画でも、「その作家が有名かどうか」「複製品の有無」「仲介業者」などによってだいぶ変わってくるからです。

 

結局のところ、投資目的で絵画を購入するというのではなく、自宅に飾って鑑賞することが目的ならば、「自分にとってその金額が妥当か否か」がすべてです。もちろん、設定された価格がすべてではありません。ギャラリーとしっかり交渉してください(※なかには、不誠実なギャラリーもなくはないです。ぼったくられないようにご注意を。そのためにも、「相場観」をしっかりと養ってください)。

 

ちなみに、百貨店でも絵画を取り扱っていることが多いです。アートホール的なスペースがあったり、即売会の催し物をやっていたりします。ただ、百貨店の値付けはちょっと高めだということは認識しておいたほうがよいでしょう。

 

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(4)ギャラリーのない「地方」で絵を買うには

 

ギャラリーに行けって言ったって、新潟も長岡も、それほど多くの種類のギャラリーがあるわけではありません。やはり首都圏や関西圏など、芸術も大都市に集中します。「うちの近くギャラリーないんだけど、どうやって絵を買えばいいのー?」という方、無精しないで、足を運んでください。気に入った絵が見つかるまで、東京でも大阪でもどこへでも、足を運んでみてください。面倒くさい方はネットで調べて、ピンポイントで足を運んでみてください。(もちろん、地元の作家さんの絵を地元のギャラリーで買うというのも大いにありです!)

 

いまは、ネット通販が盛んですので、「ネットで買っちゃえ」という発想をされる方も多いでしょう。もちろん、否定はしません。好きな作家の絵が、オークションで思いの外、安く出ていた、なんてタイミングは、確かに買い時でしょう。でも、それは「それがどんな絵かわかっている」場合の話。できれば、実物を見て、そのときの直感や「よしあし」を心の中で受け止めて、それから買ったほうがいいんじゃないかな、と私は思います。個人的な意見として、ですが。PCやスマホのディスプレイで観る絵は、本当の色ではありません。

 

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(5)そこまでして絵を買いたいわけじゃないんだよなーという方のために

 

いやいや、ギャラリーに行って何万も何十万も出して絵を買うつもりはないんだけど、とりあえず、この壁に何か飾りたいんだよね。という方へ(というか、そういう方のほうが圧倒的に多いでしょうか)。額装したアートポスターを飾りましょう。

 

ポスターは一枚の紙ですので、印刷物です。なので、いくらでも複写可能、っていうか、複写物です。なので安価。だいたいが一万円以内で購入できます。モネやゴッホなどの超有名作家の作品は市場に有り余るほど売られていますし、それこそネットで購入するのが手っ取り早いです。

 

実物の印象をちゃんと見て買いたい方は、アートポスターの売っているお店を探しましょう。画材屋さんなどで取り扱っていることも多いようです。ちなみに私は、ピカソの鳩の絵が好きで、以前、ネットで額装済みのものを購入しましたが、思ったよりサイズが大きくてちょっと困りました。

 

印象派などの、いかにも絵画、という作品だけじゃなく、ウォーホルに代表される近代ポップアート、マティスのような色彩とかたちの単純なもの、カンディンスキーなどの抽象画など、ポスターならば選び放題。

 

絵じゃなくて写真でもいいですし、なんなら映画のポスターもいいかも。まあ、ただ、応接にも使うような部屋は、それなりに普遍性のあるポスターがいいのではないかと思います。スプラッター系の映画ポスターとか、美少女系のアニメとか飾られていたらちょっとひきますから、来客。

 

ちなみにまた個人的な趣味の話で恐縮ですが、私は、クリムトやホッパーの絵を飾れる家に住みたいなあと思っています。ウディ・アレンの映画のポスターも好きでございます。いま、ピーター・ドイグという作家の作品のポスターを探していますが、どこにも売っていないので実に残念。どなたか見つけた方いたら教えてください。

 

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(6)絵は部屋の一部ということも忘れないで

 

好きな絵を飾ろう!と意気込んで、ワクワクして、絵を選んだり買ったりするのはいいのですが、「うーん、部屋のインテリアと合わない」ということも大いにありえます。

 

絵は絵として美しく完結した作品ですが、部屋もまた部屋として美しく完成させたいもの。「ここにこの絵を飾るのは変じゃないかなー?」「この大きさで大丈夫かな?」など、絵を選ぶときは、常にインテリアの一部としての認識と慎重さも必要です。壁の色、部屋の雰囲気、トータルで、「これだ!」という絵を見つけてみてください。部屋に絵が自然と溶け込むと、部屋は明るく、楽しい空間になるでしょう。

 

 

以上、今回は、「芸術の秋」ということで、家に飾る絵画について、ちょっとしたコラムをお届けしました!