家と暮らしの地震対策




web085_001

こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

年の瀬がだんだんと近づいてきて、仕事がいつもより慌ただしい、そんな方も多いのではないでしょうか。年内に納品しなくては!とか、〆切が年末進行で早い!とか、今年中に資金をやりくりしないと年が越せない!とか。年末の慌ただしさはけっこう切実です。

 

仕事をしている人だけじゃなく、主婦の方も、クリスマスとか年末年始とか、いろいろイベントや大掃除、家族や親戚の集まる機会なども多くて、なにかと忙しいことでしょう。

 

日々の暮らしや仕事で精一杯のとき、つい忘れがちなのが健康と安全。先月22日の福島沖地震のときは、2011年の東日本大震災の悪夢が再び脳裏をよぎりました。新潟も早朝にだいぶ揺れがありました。地震大国のニッポン、いつどこでなにが起こるか、本当にわかりません。

 

そこで、今回は「家と暮らしの地震対策」として、家庭でできる地震対策をいくつかご紹介しようと思います。

 

web085_002

(1)大きく揺れたらどうする!?

 

まずは、実際に地震が起きたら、ということを考えてみましょう。グラグラグラ…と突然揺れがきたとき、どのように行動するか。

 

地震がきたとき、最も大事なのは最初の3分間だと言われています。地震の揺れが強いのは、最初の数十秒。長くても数分。この短い時間に、いかに身の安全を確保するかが問題なのです。

 

状況を把握するために、じっとその場を動かずに立ちすくむという人がほとんどかと思いますが、何はともあれ、いまその状況が安全なのかどうなのか、瞬時に判断しなければなりません。

 

無駄に動きまわるのはNG。揺れが収まるまで、その場にいることで危険がないのなら、動かないで待機しましょう。そして、何が落ちてくるかわかりませんので、落下物や飛散物から頭を守ること。姿勢を低くすること。小学生のとき、避難訓練で「地震発生!」となったらまず机の下に隠れましたよね? あれは、「その場で待機」「頭を守る」「姿勢を低く」をしっかりと身につけさせるためのものなのです。

 

そして揺れが収まったら状況確認。大きな地震だった場合、家に倒壊の危険がなければ、まず水を確保。そして家を離れる場合は、ブレーカーを落としてください。これは通電火災を防ぐためです。家族の無事の確認は、必要最低限の連絡を短い電話やメールで。

 

web085_003

(2)家具の転倒防止をしましょう

 

大きな揺れで一番怖いのは家の倒壊ですが、家の体躯が無事でも、家具が倒れてくるのも同様に危険です。阪神淡路大震災では負傷者の半数近くが家具の転倒や落下によるものだったというデータもあるそうです。

 

やはり一番危険なのは大きな家具。食器棚や本棚などです。お子さんがいる方は、家の食器棚がまるごどお子さんの上に倒れてきたら…という場面を想像してみてください。本当に怖い。想像しただけで息が詰まる感じがしますよね。

 

大型家具は、「L型金具」を使って壁に固定するのが、最も固定の効果があるそうです。ただ、賃貸アパートなどでは壁に釘を打てないこともありますよね。そんな場合は、天井家具のあいだにいわゆる「突っ張り棒」と呼ばれるポール式の固定金具を。そして、家具の底面にも、ストッパーや固定マットなどを。

 

それから、家具の配置も重要です。夜中に大地震が寝室を襲ったとき、洋服ダンスの下敷きにならないよう、「家具は倒れてもベッドは安全」な位置関係を意識しましょう。同様に、「家具が倒れてドアが開かなくなっちゃった!」とならないポジショニングも重要です。

 

あと、リアルに危険なのが大型液晶テレビ。薄型になって大きくて、「いやー、最近のテレビはすげえなあ」なんて感心している場合ではなく、ディスプレイの大きさの割に台座が小さくけっこう不安定な液晶テレビ、確実に倒れてきます。できればロープや金具で固定したり、粘着マットでテレビ台に固定するなどの対策を。

 

web085_004

(3)大掃除の時期だからこそやっておきたいこと!

 

なぜ年末のこの時期に、この地震対策のコラムをお届けするかというと、年末はみんな大掃除をするから。大掃除のついでに、ちょっと地震対策もしておこうか。そんなアクションを期待して、というのが理由です。

 

例えば、

「家具を移動して床を拭いたりするなら、どうせなら安全な場所に家具を移動しちゃう」

「スーパーで年末年始の買いだめをするなら、ついでにもしもの避難生活用に水や食料を買っておく」

「ホームセンターで掃除用具を買うついでに、家具を固定する金具やグッズを買ってみる」

「窓掃除をするついでに、飛散防止のフィルムを貼る」

「近所の神社に初詣をするついでに、もしものときの避難経路や逃げ込む場所を確かめておく」

 

などなど、普段は「地震対策するぞ!」なんていう気分にはならなくとも、「ついでにちょっと安全のことも考えてみっか」くらいの気持ちで、災害対策、できるのないでしょうか。

 

ちなみに、大晦日の夜に二年参りに出かけるという方は、「いま地震が来て、この外出が避難だったら…」と想像してみてください。寒い季節、真夜中、たくさんの人出…このなかで家を離れて暮らすのに、いったい何が必要でしょうか?

 

web085_005

(4)家から逃げることをシミュレーションして必要なものを。

 

住んでいる町が大きな地震に襲われたときは、避難が必要な状況になるかもしれません。地域の避難場所をいま一度確認するとともに、上記の二年参りの場合…のように、もしもの避難生活に必要なものを考えてみませんか?

 

「防災セット買ったから大丈夫だよー」と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、たかだか数千円のセットを買っただけで、なにもかもうまくいくと思ったら大間違い。避難生活はとにかくいろんな不便がつきまとうものです。「もしも…」と仮定して、実際の避難生活を頭の中でシミュレーションしてみてください。

 

その際、次のように、要素を分けて考えてみるとより具体的に「備えておきたいもの」がわかると思います。

 

・水…飲料水をどのように調達?一日に必要な水は?水をストックする容器は?

・食事…一週間の食事に必要な量は?バランスよく栄養をとるには?

・衛生…身体を清潔に保つには?トイレが使えない場合どうする?

・気温…寒い冬と熱い夏の過ごし方は?電気が止まった場合は?

・明かり…電気がないときの明かりは?

・情報…災害情報はどうやって入手?家族との連絡は?

 

このように、避難生活を必要な要素毎に分けてみると、何が必要か、事前に決めておくべき事などがはっきりすると思いませんか?ただ「防災セット」を購入するだけじゃなく、「自分なりの防災セット」を考え、実際に備えることが、もしものときの暮らしを安心なものにしてくれます。

 

 

以上、今回は、年末だからこそお伝えしたかった「家と暮らしの地震対策」をお届けしました。備えあれば憂いなし。