冬のワードロープの話(1)アウター編




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

前回は暖房のお話をさせていただきましたが、冬支度といえば、洋服もそう。ちょっともうシャツにカーディガンだけじゃ肌寒い、テーラードジャケットを羽織っても表に出るとぶるぶる震える、そんな時期になってきました。

 

そこで今回は、洋服の冬支度のお話、ということで、これから約半年、長い冬にお世話になるであろう、アウターについての話題をお届けしようと思います。

 

例年、皆さんは、どんなアウターを着ていますか? 個人的な話で恐縮ですが、私の場合は、ここ6~7年かけて、毎年1着ずつアウターを買い足していこう計画を遂行していまして、けっこういろんな種類のアウターをワードロープにつり下げています。

 

次は何を買おうかなあ…と考えたり、コンビニでファッション誌を立ち読みしたり、ZOZOTOWNを徘徊したりする時間は、忙しいなかでもストレスを忘れられる楽しいひとときです。ただ、アウターは値段もけっこうお高いので、あれこれ考えるだけ、という年もありますが…(笑)

 

今回は、冬のアウターの種類について、代表的なもの、一般的なものを、一度おさらいしてみようと思います。メンズ中心に見ていきます。ご婦人方は、意中の殿方やご主人に着させることなんかを想像してみてください。

 

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(1)ダウンジャケット

 

冬の寒さの厳しい新潟、長岡の地で、とりあえずこれが一着あればなんとかしのげると思えるのが、ダウンジャケット。表地と裏地の間に、羽毛をつめこんだ、見た目が肉っぽい、弾力を感じるジャケットです。

 

ユニクロといえばフリースを大ヒットさせた記憶が強烈ですが、日本にダウンジャケットを普及させたのもまた、ユニクロという印象があります。この時期にユニクロに行くと、店頭にいろんな色のダウンジャケットが並んでいますよね。最近は、薄い。

 

さて、ダウンジャケットのメリットは、もう単純にあったかいこと。大袈裟でもなんでもなく、まさに、羽毛布団を着てるようなものですから。そのモコモコっとしたビジュアルにインパクトがありすぎるゆえか、意外とどんな服とでも合わせやすいのもいいところ。

 

普通に街に買い物に行くときに着てもいいし、散歩するときに着てもいいし、ゴミ捨てにいくときにパジャマの上に着てもいいし、カジュアルのシーンならどんなときでも使い勝手がいい。ダウンジャケットの便利なところです。

 

でも安いダウンジャケットは値段相応に安っぽく見えます。カッコよく着たいなーと思ったら、それなりにいい値段のするものを選んだほうがいいと思います。ただ、高級なダウンジャケットはばか高いです。しれっとした顔で普通に10万円以上します。布団と同じで(笑)。ちなみに一番有名なのは、「モンクレール」のダウンジャケットでしょうか。

 

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(2)トレンチコート

 

男の色香、渋いダンディズムといえば、やはりトレンチコートです。昔の映画のカッコいい男優はみんなトレンチコートを着ていたのではないかというくらい、男といえばトレンチ。眉間にしわを寄せて、寡黙にタバコを吸って。

 

トレンチコートの一番の特徴は、前のボタンがダブルになっていて、腰のベルトをしめて着る部分。元々は、第一次大戦のときにイギリス軍が激寒い西部戦線で兵士たちに支給したものがはじまりだそうです。雨雪強風に耐えるためのコート、軍備品を身につけるためのコート。それゆえ、ちょっと意味のわからないストラップやリングがついていたりするのです(水筒とか、手榴弾とかぶら下げるんじゃないですかね)。

 

でも最近は、軍隊が使用していたようなロング丈ではなく、短めのものが主流。ただどうしたってクラシックな、古典派な印象になるので、あまりラフな格好には合いません。スーツの上に羽織るとか、カチッとしたキレイめの服、トラディショナルな香りのする服と合わせるべきでしょう。間違っても、だぶだぶのスウェットの上に羽織って朝のゴミ出し、みたいなスタイリングはやめましょう。

 

ブランドの印象でいうと、トレンチといえばやっぱ「バーバリー」という感じです。

 

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(3)モッズコート

 

軍用のアイテムがいまではオシャレに着こなされている、という点では、モッズコートも負けていません。むしろ、トレンチコートが似合うダンディズムの時代から、よりカジュアルにちょっと蓮っ葉な感じで着られるモッズコートのほうが、ミリタリーものとしては需要は高いでしょう。

 

60年代にロンドンで「モッズ」と呼ばれる音楽やライフスタイルを好む若者が、カッコよく寒さをしのぐために軍払い下げの安いコートを着ていたのがはじまりで、それが「モッズコート」と呼ばれるようになったそうです。M-51とかM-65とか、雑誌やネットで目にしたことがある方も多いと思いますが、これは当時の軍払い下げのコートのことです。

 

モッズコートの特徴は、そのボリューム感、ファーのついたフード、そして背後の裾のフィッシュテールと呼ばれる部分でしょうか。裏地にライナーでキルティングやファーなどがあると、とてもあったかいです。

 

2000年前後に青春を過ごした方々なら、「踊る大捜査線」の青島のコート、といえば、あー、あれね、とピンとくるでしょう。ちなみに、モッズコートといえば「フレッドペリー」だそうです。個人的には、「アメリカンラグシー」が6万円くらいで毎年出しているモッズコートが好みです。

 

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(4)ダッフルコート

 

カジュアルな定番のアウターとして思いつくものといえば、ダッフルコート。学生のときに着てました。いまでも普通によく見かけますよね、制服の上にダッフルを着た女子高生とか。男子も。

 

ダッフルコートもまた、起源をたどればミリタリー。英国海軍が寒い海の警備のために兵士に支給したものだそうです。「寒さをしのぐ」という条件を考えれば、そりゃあ確かに、極寒の地で戦う軍隊の知恵に優るものはないのかもしれません。

 

ダッフルの最大の特徴はやはり、厚めのウール生地と、トグルという名のついた大きめの留め具とひも。

 

ただ、ダッフルはけっこう難しい。学生っぽい印象が強いせいか、普通の格好に普通にダッフルを着ると、それだけじゃなんだか野暮ったいというか、田舎くさい見た目になってしまいやすいです。買うときは、サイズ感に気をつけて、あと、できれば細めのパンツと合わせたほうがよいような気がします。難しい分、ダッフルコートを知的に上品に着こなせるひとは、とってもカッコいいです。

 

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(5)Pコート

 

厚いウール生地の定番のアウターといえばPコート。ちなみにこちらも起源をたどれば軍用アウター。極寒の…って、もう、この説明はやめましょう(笑)

 

なんでPコートと呼ばれるかは、海軍や漁師が使っていたから「錨(いかり)=Pea」の「P」だ、という説が有力だそうですが、諸説あるとか。

 

Pコートは前がダブルになっているものが多く、そのぶん防寒性も高く、また見た目的にドレス感が高いというか、モッズコートやダッフルコートよりもフォーマル寄りな感じです。定番だし、気軽に着られるけれど、カッコよい感じ、素敵な感じを意識して着たいアウターです。

 

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(6)ブルゾン

 

「コート」と区別するようによく「ブルゾン」という言葉でアウターを表現することがあります。ブルゾンとは、丈の短い前開きの上着のこと。フランス語だそうです。

 

スタジアムジャンパーや、ウインドブレーカ的なスポーツ寄りのものや、マウンテンパーカなどのアウトドア寄りのもの、MA-1と呼ばれるパイロットジャケットがルーツのミリタリー寄りのものも、このジャンルに入るでしょうか。

 

やや寒い秋とか、まだ寒い春とかに羽織るようなイメージで、あまり厚手じゃないものが一枚あるとだいぶ重宝します。なんていうか、昔でいうジャンパー的なもの。「ほら、あんたジャンパー着て行きなさい!」と子どものときに母親に出がけに怒鳴られたような(笑)

 

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(7)その他

 

そのほか、冬にも使えるアウターとしては、男らしく黒革を使ったライダーズジャケット、トレンチコートの現代の代用品的にスーツと合わせやすいステンカラーコート、ジャケットの裾がすとーんと長くなったようなチェスターコートなど、いろいろあります。厚手のプルオーバーのパーカにダウンベストなんてのもいいですよね。

 

 

私個人の話をすれば、10年前に買ったダウンジャケット、まだ使えるけどそろそろ買い替えたい!今年こそ!…いや、来年かな。。。

 

以上、今回は「冬のワードロープの話(1)アウター編」をお届けしました!