冬のワードローブの話(2)ニット編




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

今年も残すところあと二ヶ月、秋が終わっていよいよ冬へ、という時期になってきました。寒さが秋のそれから、冬のものへと変わりつつあります。街では、ニット帽をかぶったりマフラーを巻いている人を多く見かけるようになりました。

 

さて、先月、冬のワードローブの話として「アウター編」をお届けしましたが、今度はその続編「ニット編」です。秋冬のファッションに欠かせないニット。なんだかんだ言って、毎年ちょっとずつ買い足したり、冬が終わる頃には毛玉でもじゃもじゃにしちゃってたりしませんか? 今回は、ニットの基礎知識やお手入れの方法など、ニットに関する話題をお届けします。

 

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(1)ニットってなんだ?

 

「ニット」それはずばり、編み物。素材を編んでつくられた衣服のことを、ニットと呼んでいます。セーターやカーディガンはもちろん、広い意味では、Tシャツなどのカットソーやジャージもまたニット製品。ただ、ここでは、秋冬の話題ということで、主にセーター的な、カーディガン的な、そんなニット製品についての話をしていきましょう。

 

よくニットをネットで探すと、「ハイゲージニット」「ローゲージニット」などの言葉を目にします。これは、編み目の細かさ/粗さのことで、かなり細かく密に編み込まれて、遠くから見ると編み目もよくわかりにくいのがハイゲージニット、逆に、隙間が見えるくらいに編み目がざっくりしていたり、立体感があったり、凸凹や編み目がよくわかるような粗い感じの編み方をしているのがローゲージニットです。

 

ハイゲージニットはどちらかというと、上品な感じ、大人っぽいような、控えめなような、そんな「きれいめ」系の印象を与え、ローゲージニットはどちらかというと、ナチュラルな感じ、親しみやすい優しい感じ、ほっこりする感じの「あたたかめ」系の印象を与えます。

 

ビジネスマンが白のビジネスシャツにハイゲージのVネックの薄手のニットを合わせていると、クールで知的な感じがしますし、一方、女の子がだぶっとしたローゲージの白いニットを着ていたりすると、なんだか可愛らしい感じがしたり(またはちょっと田舎っぽくみえたり)、極端に言えばそんな感じでしょうか。

 

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(2)ニットの素材

 

秋冬は、ウールやカシミアで編まれたニットが大半を占めます。見た感じも「冬だぜ、あったかいぜ」という感じがしますし、本物の動物の毛なので、実際、防寒にも最適です。

 

一番メジャーなのはウール。これは羊毛からつくられているもので、繊維が空気を含んでいるので、あたたかい、まさに冬の定番といった感じの素材です。オーストラリアのメリノウールが有名です。

 

カシミアは、高級なニット製品の代名詞のようになっていますが、こちらは中国やモンゴル、イランなどのカシミアヤギの毛を使ったもの。やはり手触りが違いますよね。独特のヌメリ感もあって、そして柔らかくあたたかい。

 

モヘアは、アンゴラヤギの毛を使ったもので、柔らかく、軽く、そして光沢があります。ウールより肌触りもなめらかでふわふわした感じもあります。

 

アルパカは、みなさんよくご存じのキュートな動物、アルパカの毛を使ったものです。ウールよりも太めの繊維で、弾力があり、なにより保温性がとても高いのが特徴です。繊維が太く丈夫ということで、ニット帽やアウターとしても活躍します。

 

最後に、動物の毛ではないニットの素材としてよく使用されているのが、合成繊維のアクリル。合成繊維のなかではウールに近い風合いで、型崩れしにくいなどの特徴があります。ただ、ウールに比べると吸湿性などがいまひとつで、汗をかいたときにちょっとべとつくかも。

 

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(3)ニットのかたち(首回り)

 

シンプルな定番のニットといえば、やはりクルーネック(丸首)のハイゲージのニット。一枚あると、どんなボトムスにも合わせやすいですし、とても便利です。男性であれば、シャツに合わせて上からすっぽりかぶればOK。女性も、デニムと合わせればカジュアルになりますし、全体をダークなトーンで統一すればモードっぽい雰囲気になります。

 

Vネックは、胸元が鋭角に見えることから、クルーネックよりも色気のある印象になります。その「V」のかたちも深さによってだいぶ印象がかわり、深めであればセクシーな印象に、そして浅めのVであれば、ナチュラルだけどちょっと洒落込んだ、みたいな、微妙な感じを演出できます。

 

セーターらしい、といえば、タートルネック。いわゆる「とっくり」のこと。首から肩にかけてきれいなシルエットができるので、ドレスっぽい感じもなりますし、男性の場合はジャケットの下に合わせることで、通常のスーツ姿よりもカジュアルな印象を演出できます。ただ、私個人は、首がちくちくするので、タートルネック、苦手ですが(笑)

 

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(4)ニットを選ぼう

 

素材、シルエット、編み方、首のかたち、色など、ニットとひとことで言っても、選ぶための要素はけっこうあるものです。サイズひとつとっても、わざとオーバーサイズでだふっと着た方がかわいい、ということもあれば、身体の線がきれいに出た方がシックで美しい、ということもあります。それに、毛製品だけあって、肌触りや軽さも大事。できればネットでちゃちゃっと買うのではなく、手にとって、試着してみて、いい感じのものを買いそろえたいところです。

 

とりあえず、ということなら、近くのユニクロや無印良品に足を運んでみるのもいいかもしれません。例えばユニクロの今シーズンは、「カシミヤ」「コットンカシミヤ」「エクストラファインメリノ」「メリノブレンド」「ラムウール」など、それぞれ触ってみることができます。素材の違いや手触りがわかれば(ユニクロで買い物をしなくとも)、こういうニットが欲しいなーとなんとなく自分の好みや合うものがわかってくるのではないでしょうか。

 

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(5)ニットのお手入れ

 

お気に入りのニット。でも毎日着ていたら、シーズンが終わる頃には、「…うーん、やばい、もう来年着れないかもこれ」ってことになってしまいます。一日着たら、数日は休ませてあげましょう。ニットの繊維は、摩擦でどんどん毛玉ができちゃいます。毎日着てると、あっというまに毛玉だらけになっちゃいますよ。

 

さて、一日着たニット、脱いだらしばしハンガーに吊しておきましょう。いきなりたたんでタンスにしまうのではなく、身体の熱や、湿気をしっかりとって、それからたたんで収納、がベターな流れ。ちなみにずっとハンガーにつるしておくと型崩れしたり伸びたりするので注意です。

 

何度も着て毛玉が目立ってきたら、小さなハサミで毛玉をそっと切り取ってやってください。指で強引に引っ張ったりしないように、やさしく丁寧に。眉毛をカットするハサミみたいな、小ぶりのハサミがよいと思います。ただ、あまり切りすぎるとニットの生地自体が傷んでしまうので、ほどほどに。

 

そして難敵、洗濯(笑)。まず、家で洗えるかどうか、表示をチェックしましょう。家で洗えないものや、デリケートなものは、クリーニングに出すことをおすすめします。

 

家で洗うときは、手洗いか、あるいは洗濯機の「ドライコース」「手洗いコース」的なやつで。できれば洗剤で色落ちしないか一度テストしてからがベターです。まあ、ただでさえ忙しいのにそんな面倒なことやってらんないよ、って気持ちもわかりますが、大事なニット、できれば慎重に。

 

ウールやカシミアは30度以下の水で手早くやさしく洗いましょう。お風呂のあったかい残り湯を使うと縮んじゃう可能性も。そして洗ったら、日光にあてずに日陰に干してください。平干しや、長竿に二つ折りで干す干し方がよいでしょう。特にざっくりとしたローゲージのセーターは普通にハンガーで干すと型崩れしちゃうので、平干しがおすすめです。

 

最近は、アイディア洗濯商品で、けっこう便利な平干しグッズが出ているみたいですので、ニット製品を慎重に洗いたい方はググってみてください。

 

 

とまあそんな感じで、ニットについての基礎知識などを色々と書き連ねましたが、書いていたら新しいセーターが欲しくなってきました(笑)この週末は、軽くてあったかくて、見た目もステキな、そんなセーターを探す旅に出ようかな。いや、まあ、ただのウィンドウショッピングですが…。

 

 

以上、今回は「冬のワードローブの話(2)ニット編」をお届けしました!