読書好きの憧れる家




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

いよいよ今日で8月も終わり。お子さんの夏休みの宿題に付き合わされている方、お疲れさまです。私も子どものときは「先行逃げ切り型」ではなく、「追い込み型」だったので、8月31日は激烈に憂鬱でした。

 

さて、残暑がまだまだ厳しそうですが、空がなんとなく高くなり、雲のかたちも夏のそれから秋のそれへ、という感じがしてきました。台風のニュースに、朝晩の涼しさ。いよいよ、秋がやってきます。

 

秋といえば、読書の秋。秋の夜長、虫の音を聞きながら、本のページをめくる時間は、大人になったいまだからこそ、とても貴重で、豊かなものです。

 

そんなわけで今回は、読書好きの憧れる家について、いろんなアイディアをご紹介しようと思います。

 

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読書が好きな人、本が好きな人なら、当然のように、家には本がたまっていくものです。家族の理解があればそれもよしですが、「家にモノを増やすな!」「断捨離だ断捨離!」「本なんて買うな!図書館で十分だ!」というタイプの家族と一緒に暮らすと、書店で本を一冊買うのも躊躇してしまうもの。

 

でも、家に最初から書庫が用意されていれば、話は別。家族も本を買うことに理解を示してくれるのではないでしょうか。スカスカの本棚なんて、かっこ悪いことこの上ないですからね。

 

私も読書が大好きで、いつも枕元に二、三冊、読む本がないと落ち着かないタイプなので、家に書庫が欲しいなあとずっと思っています。

 

さて、家のなかに書庫を作るとしたら、タイプとしては大きく分けて三つになると考えます。

 

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まずひとつめは、完全に本を収納する部屋とするタイプ。これは、できるかぎり壁面を本棚にして、どんどん本やマンガ、雑誌、CDなどを収納し、何か読みたくなったらその部屋に入って選ぶ、というような感じ。

 

手持ちの本の量と、これからの人生で増えるであろう本の量をなんとなく足したくらいの分量が入ればよいわけですから、まあ、小さければ3畳~4.5畳くらいのスペースがあれば十分ではないでしょうか。たくさんの本を必要とする、研究者の方や文筆業の方は、それでは足りないかもしれません。

 

ただ単に収納するだけなら、わざわざ独立した部屋にしなくとも、階段下スペースや納戸スペースに組み込んでしまうこともできます。

 

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ふたつめは、家族の共有スペースに、大きめの本棚をあらかじめしつらえる、という方法。例えば、リビングや2階のホールなど、家族がみんなで使える場所に、自由に本をしまえるようにする。

 

そうすることで、本自体をみんなで共有することができます。子どもの絵本、奥さんの実用書なども同じところに置いておくと、「おっ、こんな本あるんだ」と、ときどき思いもよらぬ発見がありますし、家族間のコミュニケーションにも役立ちますよ。

 

また、みんなに見える場所なので、子どもに本好きになってもらいたい、と考えている方は、こういうオープンなタイプのほうが、お子さんが自然に、常に本に触れる、そんな生活ができると思います。

 

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カフェっぽいスペースが欲しい…という主婦の方の声はけっこうあります。夫も子どももいない昼下がり、珈琲でも飲みながらほっと一息つける場所があると、いいですよね。奥さんだけじゃなく、ご主人にとっても、残業帰りで妻も子も寝静まっている夜更けに、ちょっとお酒を飲みながらリラックス。そんな場所があるとオン/オフの切り替えも上手にできそうです。

 

読書が好きなら、そんなカフェっぽいスペースを、ブックカフェ風に作ってみてはいかがでしょうか? 間取りの片隅の、窓のそばに、お気に入りのテーブルと、椅子(もしくはリラックスできる一人がけのソファ)。壁面を本棚にして、好きな本を並べる。

 

お友達やお客さんが来たときの応接スペースとしても使えるように、本棚はただ収納するだけじゃなく、「見せる」本棚を意識してディスプレイ。趣味が共通のお友達が来るときは、それに関連した本や雑誌の表紙を向けてみたり、あるいはママ友や子連れの来客のときは、気に入りの絵本の表紙を向けてみたり。好きな本を何気なく見せる、飾るって、本好きにとってはけっこう幸せな時間じゃないですか?

 

ちなみに家具は、長時間本を読むことを考えると、まず座る椅子から考えはじめたほうがベター。例えば私だったら、背もたれが高めで座面も広めのふかふかの一人がけソファと、オットマン(長時間の読書にはこれがすごく楽!)を選んで、その高さに合わせてテーブルを選びますね。テーブルは、雑誌や飲み物、食べ物を置いても狭くならない広さのものを。せっかくなら、ついでに照明にもこだわりたいですね。壁掛けCDやアロマディフューザーなんかもあるといいかも。

 

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さて、収納部屋、共有スペースの本棚、ブックカフェ風の読書スペースとアイディアをご紹介してきましたが、共有スペースの本棚はともかく、収納部屋もブックカフェも、「そんな余裕ないよなー」と多くの方が思われたかもしれません。

 

そんな方におすすめしたいのが、廊下や階段といった、壁面の有効利用です。壁面、普通、何もないですよね? このスペースを本棚として活用してはいかがでしょうか。

 

文庫本なら、奥行きは10センチちょっと。普通の新書判でも、奥行きはだいたい15センチ以内に収まります。その奥行き分だけ、どうにかスペースをとれるように建築士さんや設計士さんに頑張ってもらって(笑)、天井から床までの本棚が作れたら、それだけでもけっこう収納力、ありますよ。

 

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本の収納を考えることも大事ですが、読書好きにとってもっと大切なのは、本を読む時間そのもの。どんなに収納が上手でも、快適な読書環境がなければ意味がありません。「俺、ちょっとスタバ行ってくるわ…」と、本を小脇に抱えてそそくさ家を出る、なんてのは哀しい(涙)

 

以前もご紹介しましたが、屋根裏部屋(ロフト)を読書空間として、ご自身でプロデュースしてみてはいかがでしょう? 部屋の広さ、採光、空調、本棚の位置などを考えて、いちばん読書が快適にできそうな部屋をつくる。うーん、考えただけでワクワクしてきます。

 

どんな体勢でも本が読めるように、例えばマットレスを置いてみたり、無印良品などで売っている身体にフィットする系の大きなクッションを置いてみたり。あるいは高さに余裕があればソファやロッキンチェアもいいかもしれません。

 

ただし、屋根裏部屋は夏は激烈に暑いので、エアコンでの空調や、風通しもよく考えてくださいね。

 

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読書のよいところは、本一冊あればどこでもできること。駅のホームでも電車の中でも、公園のベンチでも。だからこそ、家のなかでも、いろんな場所で読書できるように工夫してみてはいかがでしょうか。

 

例えば、ウッドデッキをつくるなら、ちょっと庇を長めにして、読書にちょうどいい日陰をつくってみるとか。庭に木を植えるとき、風通しがよくて日差しのきつくない、ぽっかりと空いたスペースを意識してつくってみたり。玄関のポーチを広めにしてみたり。寝室をちょっと広めにして、椅子とテーブルをワンセット置けるようにしてみたり。お風呂の窓や換気扇の位置を工夫して、湯気の影響をあまり受けずに読書できるようにしてみたり、本をちょっと置ける場所を設けてみたり。トイレが長い方は、トイレにも本棚を作ってみたり。

 

ちなみに、快適な読書には、快適な椅子が必需品。ダイニングの椅子選びを、ちょっとこだわって、ワンランクよいもの、長時間座っても疲れないものにすると、その椅子をいろんな場所に持ち運んで読書が快適にできたりしますよ。例えば主婦の方であれば、洗濯をする時間、30分~50分くらいかかりますよね? 洗濯機が洗いから脱水まで動いているあいだ、そばに椅子を運んできてなんとなく雑誌を読んだり、とかね。

 

あ、それからベッドで本を読まれる方は、肩や背中が痛くならないように、ベッド選びのとき、ヘッドボード部分のカタチが読書に向いているかどうか、試してみるのもけっこう大事です。

 

 

読書が好きな人にとって、本はとても大切なもの。そして本を読む時間は、とても貴重なもの。忙しい毎日を過ごす人にとってはなおさらです。できるだけ、いい気分で読書したいですよね。

 

注意事項としては、本は紙でできているので、水は大敵。本棚を作る場合は、湿度の管理に注意しましょう。あと、直射日光もカバーなどを劣化させますのでご注意ください。

 

以上、今回は秋のはじまりということで、「読書の秋」から、家づくりと本のあれこれ、お届けしました!