秋のうちにおさらいしたい高気密&高断熱




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

10月に入り、これからぐっと秋も深まってきます。「これからどんどん寒くなっていくんだよなぁ…」と、冬の足音を気にする時期です。ワードロープもだんだんと、セーターやカーディガンなどのニットや、ウールのコート、ダウンベストなどが下がるようになり、洋服も冬仕様になっていきますよね。

夏が終わってひと息ついていたエアコンも、もう少しすれば暖房として再び稼働することに。灯油ストーブやガスストーブを出してきたり、床暖房のタンクにまだ灯油が入っているか事前に確かめておいたり。寒くなる前の準備、はじめていますか?

さて今回は、そんな冬の準備編として、高気密&高断熱の家が「冬の寒さ」にどのように有効か、というお話をしたいと思います。

 

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(1)寒い冬は、お金がかかる

寒い冬は、暑い夏と同様にお金がかかります。そう、暖房費。エアコンなら電気代が、ガス・石油ストーブや床暖房なら、それぞれ電気代に加えて、ガスや灯油などの燃料代がかかります。「家の燃費」といってもいいこれらの経済的負担は、当然のことながら、家それぞれの「燃費のよしあし」と深く関わってきます。

家のなかが寒ければ、暖房をつけます。それでも寒ければ、暖房を「強」にしたり設定温度を上げたりしますよね。床暖房+エアコンとか、石油ストーブ+コタツとか、複数の暖房器具を同時に使ったりもします。当然、コストも高くつく。でも、たくさんの暖房器具を使っているのに部屋がなかなかあたたまらない、すぐに冷えてしまうということも。さて、それはなぜでしょうか。

 

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(2)気密性に問題がある?

あたたかさがすぐに逃げてしまう家。そんな家は、窓もドアも全部しめきったつもりでも、どこかしらにすき間があるものです。目に見えるすき間ばかりとは限りません。その反対に、すき間が少なくて熱を損失しない家もあります。それが、「高気密」と呼ばれる家です。

「高気密」な家は、家のなかの空気と外の空気がしっかりと遮断されています。そのため、部屋の保温がしっかりとできて、必要最小限の暖房だけで、部屋のなかを長時間あたたかく保つことができるのです。

ちなみに気密性は「C値」という数字の値で表されることが多く、この数字が小さいほど(ゼロに近いほど)高気密な家ということができます。例えばこれまでの日本のC値の目標値は5.0(㎠/㎡)でした。ちなみに気密性にこだわるR+house標準値は0.5(㎠/㎡)です。

 

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(3)断熱性は大丈夫?

気密性のほかに、もうひとつ、寒さをしのぐための重要な要素があります。それは、「高断熱」であること。断熱というのは、屋根や壁、窓などを通して外の寒い温度が家のなかに入り込まないようにきっちりと、家のなかと外の温度を区切ること。性能のよい断熱材を使っているかがキーポイントです。

気密性のC値と同様に、断熱性能を表す指標として、Q値とUA値というものがあります。これもまた、数字が小さいほど熱が逃げにくい高断熱な家です。例えばこちらも、一般的な東北~九州の一部で次世代省エネ基準がQ値2.4~2.7/UA値0.75~0.87の値に対し、R+houseの家の一例としては、Q値2.0/UA値0.55と、非常に高い断熱性能を実現できています。

このように、気密性と断熱性が優秀な、いわゆる「高性能な家」は、暖房のランニングコストが、気密性が低く断熱性も低い家よりも確実に少なく、快適な上に非常に燃費のいい住環境となるのです。

 

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(4)冬に油断大敵なのが「結露」

最小限の暖房であたたかく、熱の逃げない家は快適ですが、もうひとつ、温度のほかに、冬の家にとって大きな脅威となるのが「結露」です。窓ガラスに結露がぶわーっと発生しますよね。あの湿気。まあガラスが曇るくらいいいじゃん、と軽く考えがちですが、ところが、結露は目に見える部分だけの問題ではないのです。

現在の日本のほどんどの家は、木材でできています。木は「木材腐朽菌」とによって腐ります。その「木材腐朽菌」は、結露によって生じる湿気が木材の水分を増やすことによって発生するのです。

そのため、家を長持ちさせるには、結露対策が必要です。「断熱」「気密」そして「換気」。この3つの要素をバランスよく保ち、家のなかの湿度をちょうどよい状態にすると、家のランニングコストを抑えられるだけじゃなく、耐久性の高い家にすることができるのです。

 

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(5)その上、健康リスクを低減できる

高気密・高断熱によって「家の燃費」をよくし、計画的な換気によって結露を防ぐ。それによって家のなかが心地よいあたたかさに安定すると、今度は部屋ごとの温度差を少なくすることが可能になります。

高気密・高断熱ですから、エアコンのある部屋の扉をあけて家全体にあたたかな空気を行き渡らせても、そう簡単にあたたかい空気が外には逃げません。すると、「廊下が寒いからトイレに行くのが億劫だなあー」「朝はシャワーするたびに凍え死にそう」「和室に行くと寒いんだよなあ」といったことがなくなるのです。

こういった、主に廊下や風呂トイレなど、家のなかの急激な温度差は、健康にとっては大きなリスクだってご存じですか?

実は、年間の交通事故死者数よりも、家のなかの温度差が原因で亡くなる人の数のほうが圧倒的に多いという統計的な事実があります。特に高齢者の場合、血圧や脈拍を変化させ、心臓に負担をかけてしまうくらい、寒暖差というのは脅威なのです。高気密・高断熱の家は、その負担をぐっと減らすことができます。

というわけで、冬の寒さに対して、高気密・高断熱の家がいかに有効か、おわかりいただけましたか?

暖房器具は少なくて済む、エネルギーの消費を抑えられてエコ、当然電気代などの燃費もいい、その上結露しないから家が長持ちで、健康にもいい。「えー、そんなこと言われてもウチ、中古の家なんでー、そういう話されても意味ないんですよねー」という方、あきらめないで「断熱リフォーム」という手もありますよ。

冬の寒さをなんとかしたい、とお考えの方、ぜひ高気密・高断熱というキーワードに着目してみてください!

以上、今回は、「秋のうちにおさらいしたい高気密&高断熱」をお届けしました!