犬と心地よく暮らす家づくり




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

家づくりについての話をするとき、ほぼ100%、その話のベースとなるのは「家族」です。家族構成、家族のライフスタイル、家族の趣味や好きなこと、好きな暮らし方。それを心地よい空間として表現するのが家づくりであり、住宅建築です。

 

でもちょっと待って。「家族というのは、人間だけではない!」とつい言いたくなるのが、ペットを飼ってらっしゃる方々。そう、一緒に暮らすペットは家族同然。愛妻、愛息、愛娘だけでなく、愛犬も一緒に健康に安全に、そして楽しく暮らせる家づくりを目指したいものです。

 

そこで今回のテーマは「犬と心地よく暮らす家づくり」。これまでずっと愛犬とともに暮らしてきた方はもちろん、「新居では犬を飼いたいなあ…」と考えている方にも、ぜひ参考にしていただきたい内容です。

 

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(1)人間と犬が一緒に過ごす、を前提に。

 

野生のオオカミなどと一緒で、そもそも「犬」は群れで行動する生き物です。人間のペットとして生きている犬にとっては、人間の家族こそがその群れを構成する仲間となります。だからこそ、犬はいつも信頼できる「家族」のそばにいたいもの。一緒にいることで安心できるのです。

 

そこで、間取りを考える際は、「その部屋で犬と一緒に過ごす」ことを仮定して、犬の居場所も考えてあげてください。リビングや寝室など、人間にとっての基本スペースに、犬の居場所「ペットスペース」をつくってやるのです。部屋の隅に小さなコーナーをもうけたり、あるいはベッドやソファの横に犬が過ごせる場所を確保しておいたり。

 

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(2)犬にとっての危険と不衛生を避けよう。

 

さまざまな収納は「犬の届かない場所」を基本に考えます。特に、犬に触れて欲しくないものは、できるだけ高さのある場所に収納したほうがよいでしょう。

 

また、新しもの好きで好奇心旺盛な犬たちが、危険なものにうっかり触れずにすむように配慮を。特にタバコとか、薬品とか、誤飲が原因で大きな事故を起こさないように注意が必要です。また、電源コードや延長コードにひっかかって怪我をすることもあるので、できるだけ床の上に無駄なもの(犬にとって障害となるもの)を置かないようにしましょう。

 

衛生面では、前回のアレルギーの話でも触れましたが、それと同じように、家のなかが清潔であること、換気をしっかりしてきれいな空気で暮らすことを意識してください。人間にとっても犬にとっても、健康のために必要なことは同じです。特に、湿気や床の汚れは、ダニやカビとなって、直接犬のからだに付着しますので、ご注意を。

 

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(3)床は犬が歩きやすいものにしよう。

 

室内で暮らす犬にとって、硬くて滑りやすいフローリングはイマイチ。適度にクッション性のあるフローリングを選んでやるとよいでしょう。人間の立場からすれば、傷つきにくい硬い床が好まれるかもしれませんが、犬にとって大事なのは滑りにくい床であることと、ほどよいクッション性。もし床が汚れるのがいやだったら、部分的に犬用カーペットを敷くなどしてください。

 

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(4)犬は暑さが苦手。寒いのはけっこう平気。

 

「♪犬はよろこび庭かけまわり、猫はコタツでまるくなる~」という歌があるように、犬は猫と違って、寒さには強いものです。逆に、暑さには案外弱いもの。冬場、人間は室内をできるだけあたたかく保とうとしますが、犬は涼しい場所のほうが好きだったりするものです。玄関や庭のそばなど、自由に行き来できるひんやりとした場所があるといいかもしれません。例えばタイル貼りの床スペースとか。暖房の届かない縁側とか。

 

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(5)やっぱり犬は走ってなんぼ。

 

犬は走り回るのが大好きです。家に広い遊び場があれば、運動不足も解消できるし、なにより犬が喜びます。一番いいのは、屋外にドッグラン的なスペースがあること。人間が走るわけではありませんので、そんなに広くなくてもよいと思いますが、余裕をもって走ったり、玩具とじゃれたりできる場所があるといいと思います。できれば、屋外シャワー(できれば温水の出るもの)を設置してやると、いろいろと便利。

 

「庭にドッグランなんて贅沢なもの作れるかっ!この敷地面積見てみろバカッ!」という御仁には、流行のアウトドア・リビングや、中庭のある間取りをおすすめします。リビングと中庭を隣接させることで、人はソファでまったり読書、犬は中庭でワンワン駆け回る、という、お互いを意識しながら(寂しさを感じずに)それぞれのリラックス時間を楽しめる、ということもできますよ。

 

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(6)犬友達を呼べる家にしよう。

 

自分の犬はもちろんかわいいけれど、犬を飼いはじめると他人の犬もやたらかわいく見えてくるもの。犬のお散歩をしていると犬友達ができたり、知り合いが犬を飼いはじめて、それまでは微妙な距離感だったのが急に仲良くなったり、というのはよくある話。

 

そこで、ご近所の犬友達や、愛犬仲間が気軽に遊びに来られるよう、家にドッグカフェ的なスペースを作ってみてはいかがでしょうか。玄関の近くなど、屋外から気軽に土足のままで入れて、座って話し込んだり、お茶や珈琲を楽しめる空間。犬は放っておいても安全なように配慮して。あるいは、庭にも自由に出入りできるようにしたり。

 

 

犬それぞれの種類や性質で違いはありますが、犬を飼っている人にとって、犬を愛する気持ちは同じ。できるだけ健やかに、そして楽しく、ストレスのない生活を与えてあげたいですよね。

 

以上、今回は、「犬と心地よく暮らす家づくり」の話題をお届けしました!いつか、猫編もお届けしたいと思います!