無料サービスにご注意!




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

唐突ですが皆さん、「無料」というキーワード、好きですか?

私は大好きです。そして私の妻はその言葉がもっと好きです。

 

 

「無料相談」「無料通話」「無料ゲーム」「無料ストレージサービス」いろいろあります。どんなにサービスを受けても、まったく懐が痛まない、ありがた~いお言葉です。

 

でもね、でもね、でもね、三回もしつこく続けてしまいましたが、もう一度。でもね。「タダほど高いものはない」ということも、私たち現代人は身をもって知っています。

 

「無料のケータイ」だからと喜んで契約したら、やめよっかなーと思っても多額の解約手数料がかかってなかなかやめられなかったり。「無料のゲーム」をはじめたらうっかりハマってしまい、途中から課金されてもやめられなくなってしまったり。「タダであげるよー」と知り合いからものをもらったはいいけれど、なんだかお返しとかお礼をしなきゃいけなくて、結局、思った以上に出費したり。

 

家づくりにも、「無料」のサービスはいろいろ見受けられます。でもね、でもね、でもね、前々回の記事(家づくりのお悩み相談第五回「日本の注文住宅は、なぜ高いの?」)でもちらりとお話ししましたが、やっぱり、この「無料」がけっこうくせものなのです。

 

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住宅展示場や完成見学会に出かけていって、そこでハウスメーカーの営業さんと雑談しているうちに、「じゃあとりあえず、プランだけでも作りませんか?」と持ちかけられた経験、ありませんか?「土地はあるんだけど…」と言ったとたん、「じゃあとりあえず、敷地調査だけでもしましょうか?」とか。

 

「え、でも…」と尻込みしていると、「無料ですから!」ととびっきりの笑顔でたたみかけられ、「じゃあ…無料なら、ぜひ…」とお願いしちゃったり。

 

ハウスメーカーは、住宅展示場や完成見学会に来たお客さん(見込み客)に、なんとかして次のアポイントを取ろうと必死です。その手段として、プランや敷地の調査を無料で打診してくることがあります。

 

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「無料ならいいや」「とりあえずやってもらおう」という気持ちになるのは、とてもよくわかります。私も「無料」大好きですから。でも、敷地を調査するとなれば、当然、敷地調査の費用がかかります。では、「無料敷地調査」をうたうハウスメーカーは、その費用をどこから回収しているのでしょうか。

 

ハウスメーカー側からしてみれば、敷地調査を実施したからといって、お客さんのすべてが契約に結びつくというわけではありません。いくつか調査して、そのうち何件かを契約にこぎつければオッケーという戦略。では例えば10件の敷地調査をして、そのうち1件と契約成立した場合、無駄に終わった9件の調査費用は、どこから出ているのでしょう。

 

答えはもうおわかりですね? 成約した1件の建築費の中に含まれているのです。

 

つまり、「わかりました!おたくの会社は無料で敷地調査してくれて、プランまで出してくれて、とても親切なので契約します!」となった時点で、その住宅購入者は、見ず知らずの9件分の敷地調査の費用まで支払っている、ということになるのです。

 

私は思います。「それって、全然タダじゃねーじゃん!!」おっと、ちょっと言葉が乱暴になってしまいました。すみません(汗)

 

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さらに言いたいのは、「無料」と堂々とうたっているサービスのことばかりではありません。

休日になると多くの人でにぎわう住宅展示場は、もちろん見学無料。そしてテレビから流れる素敵なコマーシャルも、もちろん無料。これからの「無料」は意識しない「無料」ですが、本当に無料なのでしょうか。

 

「あー、あんな家建てられたらなー」

「ああいう暮らしに憧れるんだよなー」

 

と感心しながらCMを眺め、広告を見て、住宅展示場に足を運び、自分の新しい暮らしを想像し夢を膨らませ…。それって普通のことですよね。でも、住宅展示場のモデルハウスも、テレビで流れる素敵なコマーシャルも、ひいてはそのコマーシャルで流れるCMソングも、普通に、コストがかかっているのです。

 

ではそのコストはいったい誰が負担を?

ええ、もちろん消費者です。家を買う=広告宣伝費の一部を支払っている。ということなのです。

 

「あのメーカーのあのブランドの家が建てたいんだ!だからそんなの全然気にしないよ!」「ちょっと高くても、それがブランドってもんだから」という方もいるでしょう。でも、家づくりに取り組む多くの方は、できるだけ家づくりのコストは抑えたいし、なにより、他人の敷地調査の費用や宣伝費用を負担するくらいなら、自宅のキッチンをワンランク上にしたいでしょうし、リビングにいい床を使いたいでしょうし、収納を広くとりたいでしょう。自分の家のディティールにこだわるほうが、ずっと有意義なお金の使い方だと思うはずです。

 

 

気づかないところで、私たちは「無料」の罠にからめとられ、うっかりと損をしています。自分たちの家に必要な経費は、きちんと払う。それは当然のこと。でも、それ以外の不要なサービスの費用まで負担するのは、やっぱり納得がいかないものです。

 

今回は、「無料」というキーワードにはちょっと気をつけてくださいね、というそんなコラムをお届けしました。