家づくりの極意、教えます!




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

いよいよ今年もあと4日を残すのみ。2016年は皆さんにとってどんな一年でしたか?

 

この家づくりブログも、ついに90回目を迎えました。住宅の性能やお金の話、暮らしのアイディアやハウツーネタ、そしてときには洋服や映画やマンガなどの話まで、様々な話題をお届けしてきました。皆さん、一年間お付き合いいただき、ありがとうございます。

 

さて、年末といえば一年を振り返ってまとめるとき。

というわけで、今回は、家づくりのブログらしく、家づくりにとって大切なことを、5つのポイントにぎゅぎゅっと絞って「家づくりの極意」として、まとめてみようと思います。

 

「来年は家を建てたいなあ~」「そろそろ俺も家、持ってみようかな…」となんとなく思っている皆さん、ぜひ、ぜひ、頭の片隅に入れておいてくださいね。

 

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(1)極意その一、日本の住宅が高い理由を知って、賢く家づくりをしよう。

 

家をつくるには覚悟がいります。なぜか。値段が高いから。多くの人にとって、住宅というのは人生で最も高い買い物です。よほどのお大尽でもない限り、現金払いなんてまず無理だし、ローンを組んでも最長35年。30歳で家を建てても、払い終わるのは定年まで待たなければいけません。

 

「うーん、俺は家のローンを返済するために働くのか…」そんなふうに思ってしまうのもむべなるかな。では、なぜそんなに家が高いのか、皆さんは知っていますか?

 

答えは簡単。注文住宅のコストにはたくさんの無駄があるから。やたらと高価な部材を使ったり、購入するのに手間がかかったり。工期が長引けば職人さんたちの工賃もかさんでいきます。部材を仕入れるにも、メーカーから直接買うのではなく、中間の卸業者などをいくつも経由するから。

 

それに、大手のハウスメーカーの場合、テレビのゴールデンタイムにじゃんじゃんCMを流したり、いたるところに広告を出していますが、あの宣伝広告費は、当然、みんな住宅の値段のなかに含まれているのです。それでは高くなるわけですよね。

 

家をデザインすることは、ただカッコいい見た目や間取りを考えることだけではありません。予算に合ったコスト的な満足感までデザインすること。ただ素敵な家を目指すだけではなく、できるだけ無駄を省いてコストを削減し、本当に金額に見合った素敵な家をつくること。それが、本来の家づくりです。

 

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(2)極意その二、ずっと快適に住まうには、高性能な住宅を。

 

家は、家族の暮らしそのものです。せっかく素敵な家を建てても、夏はやたらと暑くてムシムシする家、冬はめっぽう寒くて凍えそうな家では、はっきり言って家を建てる意味がありません。

 

夏でも室温が上がりすぎることなく、冬でも足元が寒くない、そんな快適な住まいをつくりましょう。空気の流れを計算し、断熱性能と気密性能を高いレベルで満たす家。つまり、高耐久な住まい、ということです。

 

また、家というのは時間が経てばいろいろなところに変化が生じるもの。壁や床は汚れます。外壁や屋根は風雨にさらされます。そこで、メンテナンスが容易な家というのもポイントのひとつ。

 

暮らしを重ねる中で痛んだ部分が出てきても、あまり手間やコストをかけずに簡単にメンテナンスできるよう、あらかじめシミュレートしておけば、困ったときでも慌てる心配はありません。また、日本は地震大国でもあります。耐震性のある構造は、当然大事です。

 

断熱性、気密性、風通し(換気)、耐震性、そしてメンテナンス。この5つは、高性能住宅にとって必要不可欠な要素です。

 

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(3)極意その三、あとから取り替えができないところにお金をかけるべし。

 

家を建てるには、様々な条件があり、それをクリアしなければなりません。土地探し、ビルダー探し、間取りやプランの決定、申請やローンの申込、細かな建材や内装、インテリアや家具の検討などなど。性能や設備にも悩まなければいけません。

 

ただ、予算というものは限られていますから、結局、どこにどれだけお金をかけるか、そのバランス感覚が大切になってきます。そこで気をつけて欲しいのは、「あとから取り替えがきかない部分にお金をかける」という鉄則。

 

まず、土地。これは地盤という意味でも、住宅の周辺環境という意味でも、一度家を建てたら、それを取り壊すかそこから引っ越すかしない限り、取り替えが不可能です。気になった土地にはきちんと足を運んで、周囲を歩いて、しっかり検討してください。間違っても、「もう早い者勝ちですねー」的な不動産屋さんの台詞にのせられて勢いだけで土地を買っちゃわないように気をつけてくださいね。

 

それから、家の基礎となる部分。建築構造、柱や梁など、骨格となる部分をケチっていいことはありません。まあ、そのへんはどんなビルダーでもきちんと考えて提案してくれると思いますので、わからないことはちゃんと聞いて、納得した上でプランにOKを出すようにしてください。

 

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(4)極意その四、ライフスタイルに合わせた自分らしい家を。

 

新しく建てた家でこれからの人生を過ごすなら、その家は、あなたにとって、あなたの家族にとって本当にふさわしい家でなければならないと思います。

 

家族は何人か。どんな性格、趣味をもっているのか。暮らしの中で大切にしていることは何か。家の中でいちばん好きな場所はどこか、何をしている時間が楽しいか。などなど、これまでの自分のライフスタイルをもう一度見直してみましょう。そして、これまでの自分、今の自分、未来の自分が最も快適で嬉しい、そんな住空間を想像して、実際につくりましょう。

 

ペットを飼っている人なら、ペットも一緒に心地よくすごせる空間を。お風呂が好きな人なら、入浴時間がもっと楽しくなるお風呂を。クルマが好きな人は、ガレージをフルに使えるように。映画が好きな人は、例えばシアタールームを。ヨガが好きな人にはフィットネスコーナーを。植物を育てるのが好きなら、小さくても感じのよいお庭を。

 

それができるのは、注文住宅なればこそ。家に暮らしを合わせるのではなく、暮らしに家を適合させる、無理のない自然で快適な生活の創造こそ、家づくりの本来のゴールではないでしょうか。そのためにも、プランを設計する建築家には、できるだけ正直に、要望や希望を伝えましょう。相手がどんなビッグな建築家であろうと、物怖じすることなんてないですよ!

 

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(5)極意その五、新築は高い…ならば、中古住宅を買ってリノベという手もアリ!

 

「いや、でもさあ、勤めている会社も小さいし、給料も安いし、とても家づくりなんて…」そんな人でも、あきらめることはありません。ちょっと古くても、ちょっと狭くても、そんな安価な中古住宅を購入し、自分たちの暮らしに合わせてリノベーションすればよいのです。

 

ゼロからものをつくっていくのではなく、すでにあるものを創意工夫で生まれ変わらせる。それもまた楽しい家づくりのひとつです。

 

 

そんなこんなで、ダイジェスト的に家づくりの極意をまとめてみましたが、ここに書いたのは私が考える家づくりの「基本のき」。詳しくは、過去の記事にそれぞれご紹介していますので、ぜひアーカイブをさかのぼって参考にしてくださいね。

 

以上、今回は「家づくりの極意、教えます!」をお届けしました!