家づくりのお金の話【住宅ローン控除編】




こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

9月も半ば。明日は中秋の名月です。15日が十五夜なんて、なんか特別な感じがしますね。夜空を見上げて日頃のストレスをしばし忘れ、月に想いを馳せてみる…なんて、ロマンチックなひとときを過ごしてみようかな、と思います。

 

さて、本日はそんなロマンチックな気分とは正反対に、前回のコラムに引き続き、「家づくりとお金の話」をお送りしましょう。とはいえ、前回は住宅ローンの種類編ということで、お金を支払うばかり、それも長期間に、という話でしたが、今回は少しお得感のある、「お金が戻ってくるかもしれない」というお話。少しはロマンがありますか?(笑)

 

 

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というわけで、今回は「住宅ローン控除」についてがテーマです。

 

その前に、確定申告と無縁の方や、お金の話とか難しくてわかんない、という方のなかには、「そもそも控除って何?」という質問をしたい、という人も多いでしょう。

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控除というのは、「ある金額から一定の金額を差し引く」ことです。「給与所得控除」とか「社会保険料控除」とか「配偶者控除」とか、いろいろな「控除」がありますよね。これはみんな「所得控除」。つまりそれは、〈所得から差し引くことができる〉という意味です。

 

「住宅ローン控除」の場合は、住宅ローンを利用して家を購入すると、(一定の要件を満たしていれば、)一定の金額が所得税から差し引かれる、ということです。先ほど、「お金が戻ってくるかもしれない」と書きましたが、正確には、「税額が安くなるかもしれない」ということなのです。

 

「住宅ローン控除」は、制度名としては「住宅ローン減税制度」といいまして、国土交通省のHPの記載によれば「住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度」です。

 

つまりですね、住宅ローンそのものが低金利の今、住宅ローン減税制度を利用することで、さらに金利負担を減らして家を購入できる、という、ありがたーいお話なわけです。

 

 

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では、どのくらい控除されるかというと、「毎年末の住宅ローン残高又は住宅の取得対価のうち、いずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除」されます。これはでかいですよね。1%といえば小さな割合に聞こえるかもしれませんが、その対象となる金額は二千万、三千万、という数字ですから。

 

ただ、この控除には、最大控除額が決められています。控除の対象になる年末ローン残高の上限は4,000万円まで。つまり、その1%=1年で40万円まで。10年で最大400万円までとなります。

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ね、1%とはいえ、税金がトータルで最大400万円控除される、ということになったら、それはデカいですよね。10年で400万…けっこういい車、一台いけるじゃん、みたいな。(まあ、ただこれは住宅ローンが4000万円以上残っている、という場合ですが)。

 

但し、上記の数字は、平成26年4月以降に消費税8%で住宅を購入していた場合。それ以前の場合は、また数値が変わってきますので、詳しくはググるなり、税務署に電話するなりしてください。

 

 

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さて、前のほうでカッコ付きで(一定の要件を満たしていれば)と書いたように、この控除の適用を受けるには条件があります。

 

住宅ローン減税の対象となるのは、「新築住宅」「中古住宅(要件あり)」「増築リフォーム(要件あり)」の3つ。そう、新築物件だけでなく、中古の購入も、そして100万円以上の工事費のかかる省エネ改修やバリアフリー改修、増改築、修繕も含まれるのです。

 

そして、ポイントとなるのは次の4つ。

 

まず、「自ら居住すること」。「住宅の引き渡し又は工事の完了から6ヶ月以内に、減税を受けようとする者が自ら居住する必要があり、居住の実態は住民票により確認する」と決められています。ということは…別荘はダメ!ということですね。

 

次に、「床面積が50平方メートル以上であること」。まあ、それよりも小さい家というのはなかなかないと思いますので…、通常は大丈夫でしょう。「ミニマムな家に住むんです!」というこだわりのある方は、ご自宅の図面を見て床面積、要確認を。

 

その次は、中古住宅を購入する場合の要件。「耐震性能を有していること」。これは、築年数が耐火建築物以外の場合は20年以内に建築されたものであること、耐火建築物の場合は25年以内に建築されたものであること、と規定があります。また、耐震基準への適合条件もありますが、詳しくは…すいません、ググってください。

 

最後に、その他の要件がありまして、借入金の償還期間が10年以上であること、年収が3000万円以下であることなど。まあ、庶民のための制度ですので富豪の方はちょっとご遠慮ください、という感じでしょうか(笑)

 

 

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なんとなーく、住宅ローン控除の概要、わかりましたか? ざっくり、本当にざっくり言うと、「自分の普段暮らす家を新しく建てる」ひとで、「大金持ちじゃなく」て、「住宅ローンで購入資金をまかなう(返済し続ける)」ひとは、10年間、住宅ローン減税の恩恵を受けられる、というわけです。これ、申請するかしないかだったら、申請したほうが絶対いいですよね?

 

あくまで制度ですので、その時々の税率の変化などで制度自体が変わることもあります。詳しいことは、ハウスメーカーやビルダーさん、建築士さんに聞いてみてください。

 

ちなみに、国土交通省「すまい給付金」のHPに記載のある例を引用すると、次の条件(条件=①夫婦+子どもの家族、②夫年収675万円(課税所得344万円)、③住宅価格5,000万円(借入4250万円)、④金利2%固定、⑤返済元利均等35年、⑥購入時期平成26年6月)で住宅ローン減税の恩恵を受ける場合、10年間の総控除額は376万円になるそうです(あくまで例)。うーん、私なら控除分で、アルファード1台買っちゃうかな(笑)

 

 

以上、今回は、「家づくりのお金の話【住宅ローン控除編】」をお届けしました!(※この記事は2016年9月現在の住宅ローン減税の概要をもとにしています)