地震に強い場所・弱い場所




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

家づくりの前段階である「土地探し」において、皆さんが気になるのはどんなポイントですか?

 

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などなど、いろいろありますよね。

私だったら…、そうですね、「小高い丘の中腹で、近くにバス停や駅があって、それなりに偏差値の高い小中学校があって、治安が比較的よくて、穏やかな住人ばかりが住んでいて、コンビニも近くにあって、緑豊かな公園のそばで、『●●に家建てたんだ』って言うと羨ましがられるところがいい!」となります。

ばかやろう、という声が聞こえてきそうですが、まあ、しょせん夢物語ですから、ご容赦を(笑)

 

さて、そんな土地探しについて、ぜひ実際に土地を購入する前に考えておくべきだと思うのが、「その土地は地震に強いのか、弱いのか」というポイント。

 

特に長岡を中心とする中越エリアは、中越地震、中越沖地震、そして東日本大震災と、地震によって受けた甚大な被害はまだ記憶に新しく、同時に、これからも油断のならないエリアであることは言うまでもありません。

 

地震対策として、耐震性の高い家を建てることはもちろんですが、忘れてはいけないのは、何より、その家が建っている地盤です。地盤のよし悪しで、地震の被害が違ってくるのはもう周知の事実。軟弱な地盤では、地盤自体は壊れなくても、地震の揺れが増幅されることもあります。もし地盤が弱い場合は、地盤の改良や入念な基礎工事を行うなどの対策をとるべきです。

 

というわけで、今回のテーマは地震と地盤について。土地探しで注意したい地盤の話についてまとめてみました。

 

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新興住宅地などの新しい土地は、広く、家も建てやすく、土地探しをしていると目をひくものですが、それが造成したばかりの土地となると、ちょっと注意が必要です。実際、中越地震のときの住宅被害は造成地が多かったという話も聞かれます。

 

昔から変わらない土地は、地盤が固く、安定していることが多いですが、新しく土を盛ったような場所は、地盤がまだ緩く、大きな地震の際には揺れがより大きく伝わるおそれがあります。

 

また、高台に盛り土をした場合は、もとからある(傾斜部分の)地盤の土と、盛り土をした部分が混在して、その上に家が建っていたりします。そうすると、地震の揺れに対する地盤の反応が異なり、土地の一部が沈んでしまうおそれもあります。

 

ちなみに、中越エリアはあまり関係がないかもしれませんが、埋め立て地も危険性が高いことを覚えておいてください。特に海に面するような埋め立て地は、地震によって液状化を起こすことがあります。阪神淡路大震災や東日本大震災では、阪神エリアの埋め立て地、東京湾に面した埋め立て地が実際に液状化の被害を受けました。

 

 

水は厄介だ

 

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地盤の固さの点で、気になるのが、やはり水の近くはゆるい、ということ。川のそば、田んぼや畑だった土地。それらは軟弱な地盤であることが多いです。造成地の話と合わせ、越後平野は田んぼがとても多いので、その点でも要注意ですね。

 

よく言われるのが、地名をよく見ること。地名のなかに、水に関係する言葉が含まれていると、その土地がもともと、池や沼、川、水辺だったりということが多いそうです。池、沼、川、河、津、沖、瀬など、とくに「さんずい」。探している土地がそういう地名だった場合は、そこが昔どんな土地だったかを不動産屋さんなどに一度聞いてみてください。

 

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ちなみに、その土地が昔どんな土地だったか、を知るのに手っ取り早い方法として、古地図を見てみるという方法もあります。図書館などで探すものありですが、最近ではインターネットで国土地理院の昔の航空写真を閲覧できたりもします。

 

例えば長岡市中心部であれば、ネットで1970年代の航空写真を見ることができます。便利な時代になりましたね。土地探しと関係なく、例えば今住んでいる場所の航空写真を見るだけでも、けっこう楽しいですよ。「国土地理院 航空写真」などで検索してみてください。

 

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そもそも島国である日本は、山もあれば海もあり、起伏に富んだ地形をしています。

では、そのなかで人が昔からずっと安心して住み続けてこられた土地とはどのような土地でしょう。

 

日本の地形は、海面からの高さ(標高)の低いほうから順番に、低地、台地、丘陵、山地に分けられます。

このなかで、「低地」は比較的新しい地層によってできているため、台地や丘陵地ほど地盤の固さがなく、軟弱とされています。洪水や津波の被害、液状化や地震の時の揺れの大きさなど、こと災害対策という点でのデメリットは多いです。ただ、日本は水運などを中心に、川の河口部などが最も発達していることが多く、そういう意味ではこの国にとって地震の被害というのは免れようがないものなのかもしれません…。

 

絶対に安全、というわけではありませんが、古い地質で安定した地盤が多いのは「台地」です。地盤の古さ、固さという意味では、丘陵地や山地も同じですが、傾斜のあるそれらの土地は山崩れや地滑りなどの危険もありますし、また、家を建てるために山を切り崩した造成地の場合は、前述の通り、盛り土で地盤が不安定、ということもあります。

 

例えば東京は、昔から、「下町」と「山の手」という大まかなふたつのエリアの呼び方がありました。これは、下町は低地で、山の手は台地、という区別でもあったのです。下町は土地が安くて、山の手が土地が高く高級なイメージがする理由もこれで納得、という感じではないですか?

 

地形を知ることで、自分の家がとるべき地震時の対策が変わってきます。低地の被害と山地の被害は性質が異なるのです。土地を選ぶときは、ぜひ、「もしも」のときの被害について想定し、その対策を練っておくとよいのではないでしょうか。

 

 

というわけで、以上、今回は地震と地盤についてをお送りしました。

 

できるだけ、

 

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を選ぶのがベターなのかな、と思います。

 

ちなみに土地は、いい土地ほど値段が高いものです。それは、東京の例を出すまでもなく、地盤のいい土地は高いということにもつながります。「いい土地なのに、やけに安いぞ」という土地を見つけた場合、「よし!速攻で買っちゃおう!」とすぐには飛びつかず、安い理由をちゃんと探りましょう。もしかしたら、地盤に何か弱点が…ということもなきにしもあらずですから。地盤、大事です。