主婦必読! 家事効率のいい家づくり




 

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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

家づくりをするときに、よく目にする言葉が「家事動線」あるいは「生活動線」。食事作りや洗濯や掃除などをするときの、あるいは家のなかを移動するときの、その動作がどこでどのように行われ、いかに効率的かを示すための言葉です。

 

間取りを決めるときには、その「家事動線」「生活動線」を考えて、できるだけ効率のよいものにすると、暮らしはじめてから「うわー、家事が楽だわー」「40分かかると思ってたけど20分で終わっちゃった」と、快適な生活を実感できます。

 

そこで今回は、主婦の立場で、家事効率のよい家づくりについての話題をお届けしようと思います。

 

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(1)キッチンは明るく楽しい雰囲気にする

 

家事といえば、やっぱり最初に考えるのが、毎日のごはんづくり。キッチンです。ひと昔前まで、キッチンは一家の団らんの場所から切り離され、レストランの厨房のように孤立した、「ただ食事を作り家族のために提供する場所」でした。そのため、家の奥まった場所に追いやられ、狭い壁に囲まれて調理、なんていうカタチが一般的な「台所」のそれでした。

 

でも、現代は主婦だけがひとりぽつねんとキッチンに立つという時代ではなく、男も子どもも、みんなで家事参加、というのが当たり前になりつつあります。

 

キッチンの家事効率という点では、必要なものが適切な場所にある、動きやすく調理の手間に無駄がない、シンクの高さ、大きさ、収納力、そういうシステマチックな条件を考慮するのは当然ですが、さらに言えば、主婦や女性だけでなく、家族みんなで協力し合える環境作りをすることが大事ではないでしょうか。

 

「旦那がお皿を洗ってくれる」「子どもたちができた食事を食卓に運んでくれる」そういう自然な協力体制をいかにつくるかが、キッチンでの家事効率化に大いに役立つことは確かでしょう。

 

そこで、キッチンの間取りを、とにかく家族みんなで使いやすいものにするということが大切。例えばアイランドキッチンにして、誰もが自由に出入りできて、しかも人と人がぶつからずに回遊できるようにする、食卓との距離をできるだけ短くする、照明は明るめにして、開放的な雰囲気にするなど、とにかく「キッチンは私のもの!」ではなく、「キッチンはみんなの場所」というオープンな印象を家族に植え付けるのです。

 

女性の多くは「キッチンは私が徹底的にこだわる!」と、自分の好みや利便性、オシャレ感を重視しがちですが、そこに「家族のみんなも好きになってくれるかどうか」「みんなで使いやすいか」という判断基準をプラスしてみてください。

 

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(2)洗濯は一カ所ですべて解決させよう

 

毎日のルーティンのなかでけっこう面倒くさいのが洗濯。あたたかい時期は外に干しておけばすぐ乾くからいいけれど、秋から春にかけての風が冷たく天気もいまいちな時期は乾きにくいし外にも干せない。さらに共働きだったり子育てが忙しかったりすると、突然の雨で取り込むのもままならず、部屋干しがデフォルト設定になっちゃったりしますよね。特に、狭いリビングのカーテンレールに洗濯物が並ぶ、あの美観の悪さ、見苦しさは、新しく建てる家では絶対に避けたいところ。

 

洗濯の効率化のポイントは、場所をできるだけ一カ所にまとめることです。「服を脱ぐ場所」「洗濯機のある場所」「洗濯物を干す場所」「乾いた洗濯物をしまう場所」これらを、できるだけ接近させる、あるいは、いっそのこと一カ所に集約すると、ランドリーかごを抱えて歩き回るような無駄な動きをせずに済みます。

 

そこで、浴室に隣接した洗面室を、まるごと洗濯部屋として機能させちゃうのがベストアイディア。まず①服を脱いだらランドリーボックスへポイ。②たまった洗濯物はボックスごと洗濯機へポイ。スイッチオン。③ブザーが鳴ったら洗濯物を取り出し、外に干せない日は洗面室に備え付けのランドリーパイプに部屋干し。そして乾燥機のスイッチをオン。④乾いたら、洗面室にあらかじめ用意しておいた家族それぞれの仕分けボックスへポイ。あるいは、下着や肌着は洗面室に収納することにして、決められた場所に畳んでしまっておけばOK。あとは、⑤家族がそれぞれ勝手に、乾いた自分の服を自分の部屋に持って行くことにすれば、かなり家事の負担を減らせます。

 

できれば、晴れの日も洗濯機からすぐに外干しができるよう、浴室・洗面室を二階に設置し、ベランダとの距離を短くするとなおベター。とても効率的な洗濯ができるようになりますよ。

 

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(3)収納はしまうだけじゃない。役割のある「ゆとり」の場所を。

 

生活必需品を買う、季節に応じて必要なものを出したりしまったりする、そういう役割も家事のひとつ。したがって、家のなかの「モノ」をどう扱うかということを考えるのも、家事効率化にとって重要な要素のひとつです。

 

収納は「しまう」だけが目的じゃない、というのが私の個人的な考え。例えば、スーパーやショッピングセンターなどで買ってきたものを、とりあえずドサッと袋ごと「置いておく」、しまってもまたすぐ使うものを、手の届くところや目につくところに「出しておく」というのも、収納の一部です。

 

スーパーの袋をちょっと置いておけるスペースや、本来はしまったほうがいいけれど、出しておいてもまあ見た目が悪くならないような工夫、そういった「収納のゆとり」の工夫があると、いいと思うのです。

 

そもそも、「なんでもキチンと所定の場所に片付けないと家のなかがキレイじゃない」と考えると、いつも追い込まれるような気がしませんか? テレビのリモコンは絶対ココ!雑誌は読み終わっても読みかけでもこの本棚!CDは全部このラック!とルールが厳密すぎると、生活が窮屈に感じられます。「読み終わった雑誌は本棚にしまうけど、読みかけの雑誌はここでいいよね」「しばらく聞かないCDはラックにしまうけど、最近ヘビーローテーションしてる何枚かはプレーヤーの前でいいよね」そういうゆとりのスペースを、意識して作ってやることで、「ちょっとだらしなくても美しい」そんな生活空間にできるのではないでしょうか。

 

例えば、リビングの壁一面を、何を置いても平気な、オープンで大きな格子状の本棚にするとか、キッチンのそばにフリースペースとしての小さなテーブルやワゴンを置いてみるとか。そして最低限、「床にはモノを置かない」「床に置いたモノは片付ける」「一週間手に触れなかったものは必ずしまう」などのルールを決めてやると、目に入るモノが多少増えても、案外、部屋の中はきれいに片付いてみえるものです。

 

もちろん、明らかに使わないモノや季節外れモノはしっかりしまいましょう。そんなときに大きめの納戸はとっても便利。できれば、階段を使って重い荷物を運ぶのを避けるために、1階にも2階にも納戸(収納部屋)がある、そんな感じにすると、収納はぐっと楽になりますよ。

 

 

という具合に、今回は家事を楽にするための考え方を、キッチン・洗濯・収納の三つに分けてご紹介しました。

 

ただ、家事を楽にする一番の方法は、「家事をするのが楽しい」という気持ちで取り組むことです。楽しいことは当然苦じゃないし、多少面倒でもその面倒を楽しむ工夫や、キチンと整ったときの達成感が、喜びになったりするものです。

 

以上、今回は「家事効率のいい家づくり」の話題をお届けしました。