どう使う?ロフトの有効活用




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

家のなかで、一番ワクワクする場所はどこか、と訊ねられたら皆さんはどこだと答えますか? 私がパッと思いつくのは、「ロフト」です。もちろん、黄色と黒の看板の大型雑貨店のことではありません。屋根裏の小部屋。はしごや簡易的な急な階段を上ってたどり着く、天井の低い、秘密基地のような空間。

 

ロフトにワクワクするのは、男だからでしょうか。それとも、そういう世代なのでしょうか。自分だけの秘密基地、隠れ家、そんな魅力が「ロフト」という言葉にはあります。

 

というわけで、今回はロフトについてあれこれ、お送りしようと思います。

 

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Wikipediaで調べると、次のように出てきます。以下、引用。

“ロフト(Loft)とは、原義では建物の最上階または屋根裏にある部屋を指す。天井の下でなく直接屋根の下にあり、倉庫などに使われる”

 

私のイメージもまさにそのとおり。見上げれば屋根の梁とかがあって、天井が屋根のかたちのまま斜めで、パリやニューヨークで画家の卵の若者がアトリエ兼用として暮らしているような感じ。小ぶりの窓からは斜めの日差しがさし込んできて、ちょっと埃っぽくて。そんなイメージ。

 

で、日本の住宅における「ロフト」が実際にどうなのかというと、実はこれ、「ロフト」と言ったり「屋根裏」と言ったりしますが、特別な区別はなく、ひとつの「小屋裏物置等」と呼ばれる空間として、ある法的な意味を持っているのです。

 

それは、天井の高さや広さなどの一定の条件を満たすと、床面積や階数に算入しなくていい、ということ。その条件とは、天井のいちばん高いところが1.4m以下で、床面積が直下の階の2分の1以下であること。そうすると、延床面積に含まれないのです。つまり「小屋裏物置等」は、建ぺい率や容積率といった家づくりの制限にひっかからない空間をつくれる、ということです。

 

なんか、法律に認められた「秘密の小部屋」って感じで、ワクワクしませんか? ドキドキしませんか? 背徳感すら感じませんか? あ、私だけですか、はい、すいません。

 

※但し、この条件を超えた場合は、建物全体が3階建てと見なされて厳しい制限が課せられたりしますので、気をつけてくださいね。

 

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さて、高さ1.4mの「小屋裏物置等」である以上、やはりいちばんよく使われるのは収納スペースとしてのロフトではないでしょうか。

 

屋根裏ですから、基本、「見える空間」ではありませんし、「毎日入る空間」でもありません。なので、ふだん人目につかなくていいもの、滅多に使わないもの、シーズンものの服や寝具や家電などを収納するのに最適です。夏場は冬の分厚い布団やストーブをしまって、冬場は扇風機などをしまっておく、というふうに。

 

でも注意して欲しいのが、重くて大きなモノをしまうのは、ロフトには向いていないという点です。なぜなら、ロフトはそのほとんどが、はしごなどで上り下りするから。安全面を考えると、大きな家具や家電はフラットに出入りできる納戸に収納し、ロフトは衣料や趣味のもの、本や雑誌など、比較的小分けにできるものを収納するほうがいいと思います。冬用布団とか、そういうのは大きくてもそれほど重量がないので大丈夫かもしれません。

 

ちなみに、ロフトは湿気がこもりやすいです。夏は激烈に暑くなったりもしますので、置くモノにはご注意を。

 

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男子が「屋根裏部屋」と聞いてワクワクするのは、やはりこの「自分だけの秘密の空間」「隠れ家」的なイメージを思い浮かべるからでしょう。

 

私、子どもの頃に鉄道模型にハマっていましたが、もし大人になって自分で家を建てるなら、絶対にジオラマの巨大レイアウトがつくれる部屋が欲しいと思っていました。最適じゃないですか、ロフト。

 

高さの制限があるため、長時間過ごすにはあまり居心地がいいものではないかもしれませんが、それでも趣味に没頭していれば、多少の窮屈さなんてあまり関係なかったりするものです。それに趣味の空間として使う前提でロフトを設けるのであれば、エアコンを設置したり、それ専用の設計をあらかじめすることが可能です。

 

読書部屋にする、ってのもいいですね。ビーズクッションや低いソファなどに横になるのが基本の体勢であれば、高さもそれほど気になりません。あとは、趣味で集めたものを整理・展示するコレクション部屋とか。レコードやCDを大量に持っていればオーディオルームにしちゃうのも吉。あるいは、薄暗い空間という特徴を利用して、簡易的なホームシアターにしちゃうとか。

 

こういうことを考え出すと、収納スペースにしておくのはもったいないという気分になります。

 

ロフト活用のアドバイスとしては、「座り」姿勢が基本であること、冷暖房を考慮すること、換気も考えること。そして、電源をとれるコンセントをちゃんとつけておくと、いろいろなにかと便利です。

 

ベッドのマットレスと本棚と大きめの窓で、読書&昼寝スペースってのは個人的には気に入りのプランです。日常生活で、ふと、ひきこもりたくなるときとか、ふらっとひきこもれる場所があると精神衛生上もけっこういいような気がします。

 

ちなみに、「俺はひとりで酒を飲むのが好きだから、ロフトは音楽を聴きながら酒を飲む、そういう空間にするぜ!」という向きの嗜好を持つ男性もいらっしゃると思いますが、酔ってロフトのはしごの上り下りはホント危険ですからね。持ち運びも大変なことが多いので、食べ物飲み物はあまり持ち込まない方が無難です。

 

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天井が1.4mという低さですから、大人が立って生活するのは無理があります。だったらもう、身長140cm以下の人々、つまり子どもが楽しめる場所にしちゃう、というのも自然な発想だと思います。

 

子どものプレイルーム、まさに秘密基地、という感じで、友達を呼んで遊びせたり、あるいは勉強部屋にしてみるとかもいいかも。

 

ただし、子どもが使うのであれば、安全面はしっかりと。はしごの上り下りはアスレチック気分で楽しいと思いますが、窓の大きさや空調については、しっかりと考慮して設計すべきです。

 

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さて、最後にロフトの注意点を。まず、暑いこと。特に夏場はかなり暑いです。熱気が上がってきて、しかも屋根の直下は太陽の光の影響をもろにうけます。エアコンがなく、しかも普段換気をしていないロフトは、だいたいが灼熱地獄。もし趣味の部屋や子ども部屋として活用するのであれば、エアコンは必須と考えます。空気も、できるだけきれいに保てるよう、換気や空気清浄の対策を施したいところです。

 

次に、出入りのストレスをできるだけ減らしましょう。危険な角度のはしごとか、うっかり気を抜くと落ちてしまいそうになるとか、そういうのは結局、「ロフトに上がるのが億劫で、結局使わない小部屋になった」というありがちな結末を招きやすいです。掃除も面倒になって、小汚い空間になっちゃうことも。自然にふらっと上がれる、そんなストレスのない出入りを意識しましょう。

 

 

そんなわけで、以上、今回はロフトについてのあれこれをお送りしました!頭、ぶつけないように気をつけてくださいね(笑)