こだわれるなら、こだわりたい住宅建材




 

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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

紅葉、そして落葉と、街の景観が冬に向けてだいぶ変わってきましたね。今週のスーパームーン、新潟では曇りや雨の空模様が多く、ほとんど見られなかったようで残念でした。

 

さて今回は久しぶりの「家づくりのお悩み相談」。早速ですが、こんな質問をいただきました。

 

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【お悩み】

Q. 私たちがこだわれる「建材」ってどういうものがあるの?

家づくりをするとき、間取りや広さにこだわるのはよくある話ですが、先日飲み会で、最近家を建てた友人が「建材」や「建具」についてのこだわりを話していました。ドアの取っ手ひとつから、ガレージのシャッターまで、家はあらゆるパーツについて、お金が許す限り、こだわろうと思えばこだわれるのだとか。「建材」「建具」と言われても、ピンとこなかったのですが、具体的にはどういうもののことでしょうか?

 

 

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(1)建材は、家づくりの材料のこと

 

確かに、「建材」と言われてもピンとこないお気持ちもわかります。つかみどころがないというか、何を指しているのかわからないですよね。簡単に言ってしまえば、建材というのは、建築材料のこと。建物を建てるのに、いろんな材料を使いますよね? それらはすべて建築材料、すなわち建材です。

 

柱や壁に使う木材や鉄骨、コンクリートなども建材ですし、内装に使う壁紙やガラスなども建材。外壁のガルバリウムや屋根瓦も建材ですし、床のフローリングや畳も建材。ドアも、窓も、階段の手すりも、みーんな建材です。

 

「なんだよ!幅が広すぎて余計わかんないよ!」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、そうなんだからしょうがない、家に使われるパーツや素材はみんな建材と表現できるものなんです。

 

ただ、エアコンや給湯器だとか、ガスや水道の配管などはあまり建材とは呼ばれません。付加価値としての機器や設備ではなく、「家」としての基本的なカタチをつくるための材料、それが一般的にいうところの建材です。

 

ちなみに「建具」というのは、建物の可動性のある部分(開口部)に取り付ける様々な道具のことをいいます。障子や襖、窓や戸など、あとはそれを支える枠の部分、その周辺の道具などを表す言葉です。つまり、建具もまた建材の一部、ということですね。

 

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(2)建材はジャンル分けするとわかりやすい

 

というわけで、依然としてわかりにくい「建材」ですが、これをジャンル分けすると、案外わかりやすく、そしてこだわりやすくなります。

 

例えば、家の基本的な構造をつくる「構造材」。これは柱や梁などですね。これらの構造材は、目に見えない部分なので、はっきり言って素人がこだわってもしょうがない(笑)。ビルダーさんを信頼しましょう。

 

さて、こだわるとしたら、次の段階から。まずは、家の外側からの見た目を構成する「外壁材」。屋根や外壁がこれにあたります。

 

屋根であれば、コロニアル屋根、ガルバリウム鋼板、和瓦など、選択の幅がありますし、そのなかにもグレードがあります。外壁であれば、サイディング壁、モルタル壁などがあり、例えばサイディングのなかにも、天然木に塗装をしたナチュラルなサイディングがあれば、樹脂や金属でつくられたサイディングもあります。

 

また、外の次は家の中ということで、「内装材」も大いにこだわれます。床はフローリングにするのか、畳にするのか、カーペットにするのか。壁はどうするのか。天井はどうするのか。

 

例えば木の床にするにしても、無垢のフローリングなのか、集成フローリングなのか、あるいはMDF的なものや突板のフローリングなのか。無垢のフローリングの場合は、どんな樹種なのか。オークか、パインか、ウォルナットか、バーチか…。オークだとしたら、そのなかのグレードはどんなものがあるか、色はどんなトーンか。塗装はどうするか。etc.

 

そう、とにかく、永遠とも思われる、果てしないあらゆる選択肢の中から選んで選んで選んで選んで選んでしぼりこんでいく、それが「建材」にこだわる、ということなのです。

 

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(3)任せたいところと、自分で決めたいところ

 

上記の説明を読んで、多くの方は「ちょっとうんざり」する人と、「すごく興味津々」になる人の二通りに別れると思いますが(笑)、とにかく「建材にこだわる」とひとことで言っても、それはかなりの時間と労力を費やします。

 

「屋根瓦を決めるのに、いろんな瓦メーカーのカタログを取り寄せ、見積をとりまくり、実際に瓦の生産者を訪ね、実物を比較して決めました」という徹底したこだわりを見せる人がいたとして、でもそのために、検討期間に3ヶ月、交通費で15万円使いました、なんてことを他のすべての建材でもやっていたら、まあ、いつ家が完成するかわかりません。だからこそ、ビルダーやハウスメーカーは、「これとこれとこれの中でどれにしましょうか?」と、あらかじめ候補をしぼって提案するのです。

 

でも、「そのご提案いただいた3つの候補の中に私の満足するものはありません!」ということなら、やはり再度検討が必要。大事なのは、どの部分はこだわって、どの部分は任せるか、という線引きではないでしょうか。「任せる」といっても、てきとうに丸投げしてしまうというようなネガティブな意味合いではなく、信頼できる設計士やビルダーの意見を受け入れる、というポジティブな意味合いです。デザインした側が「これがいいと思います」と推奨するものを素直に受け入れるという度量も、家づくりでは必要なことなのです。

 

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(4)でもやっぱ、こだわれるならこだわりたい

 

「でもやっぱりこだわりたい!」という方に、こだわり建材、どんなジャンルがあるかご紹介しましょう。

 

まずは見た目。「外壁」「屋根」といった基本的な建材の他に、なにげに存在感のある「ガレージの扉」、そしてすべての来客が目し、実際に触れる「玄関ドア」もこだわってみたいところです。

 

続いて内装ですが、「床」「壁」「天井」の基本的な三つの面の他に、性能によって気密性や断熱性など住みやすさが違う「窓」、部屋と部屋をつなぐ「内部ドア」や「和室の襖」へのこだわりもけっこう楽しいです。ただ、内装はインテリアそのものの一部でもありますから、部屋全体、家具との調和、家のなか全体の印象を考えて選ぶようにしてくださいね。

 

それぞれのジャンル毎に「どんなものがあるんだろう」と思ったら、ビルダーの方に聞いてみたり、あるいはネットで検索してみてください。「床 建材」「窓 建材」とか、んもう、腐るほどヒットしますから(笑)

 

ちなみに個人的には、やはりまず外壁や屋根などの「家のルックス」を決定づける建材にこだわりたいと思います。また、住み心地を決める内装の床材、壁材にもこだわりたいです。そしてできればリビングの天井は天然木のパネリングが好みです。

 

もし、こだわりたいけど自分で全部決めるのが難儀だったら、イメージにぴったりな写真を雑誌やネットで探して、「こんな感じにしてください」とビルダーさんに言えば、そんな感じの叩き台の見積を作ってくれるはずです。そしてそこから、なんか違うな、と思った部分だけ別のものを選ぶと、効率的ではないでしょうか。

 

まあただ、あんまりこだわりすぎると、目が肥えすぎてしまって普通のもので妥協できなくなり、なかなか決められない上に見積がどんどん上昇する、ということになってしまうので、ほどほどに(笑)

 

以上、今回は家を建てるときにこだわりたい、住宅建材の話題をお届けしました!