お風呂というリラックス空間を考える




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

いやあ、汗、かきますね。さすがに7月ともなれば。蒸し蒸しして、じとっと汗ばむ感じは完全に夏のもの。

 

仕事を終えて家に帰り、お風呂に入って汗を流してから冷えたビールを喉にグビッと流し込む、そんな毎日を過ごしている方もけっこういらっしゃるのではないでしょうか。帰宅後、すぐ冷蔵庫のビールに手を伸ばしたくなるところですが、飲みたい気持ちをグッと我慢して、先にお風呂で身体をサッパリとさせると、ビールはさらに美味くなりますよね。

 

さて、今回は家づくりのあれこれということで、お風呂(浴室)について、あれこれ書いていきたいと思います。

 

ひと昔前まで、浴室は1階の北側と、だいたい、ほぼほぼ、決まっていました。日の当たる南側はリビングなどに占拠され、水回りはひっそりと暗い北側へ。でも、同じよう陰の存在として扱われてきた台所が、「アイランドキッチン」とか「オープンキッチン」などと呼ばれて明るいリビング空間にぐいぐい進出してきたように、お風呂だって、一日の疲れを癒やしてリラックスする大切な場所として、最近は存在感を主張しはじめ、今では、家のなかのどこに浴室がきてもよいような感じになってきました。

 

(1)2階浴室はもう普通?

 

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某有名漫画家のお風呂は、自宅(豪邸)のてっぺんにあり、しかもガラス張りの浴槽から町を見下ろせるという眺望のよさ。私、まだ10代の頃に、このお風呂をテレビで見て衝撃を受けました。なんという開放感。なんという自由さ。いいのか?これは。だって、「外が見える」ということは、「外からも見られる」ということではないですか!

 

でも、同時に憧れを抱いたのも確かです。日光をたっぷり浴びながら、景色を眺めながら、お風呂に入れるなんて最高じゃないか、と。そして、家の高い位置にあるお風呂、というものが、なんというか、私の中でのリッチな生活の象徴、というかある種のステイタスのように感じられたものです。

 

それから十数年経ち、開放感のあるお風呂、というものがすっかり珍しいものではなくなりました。高い階に浴室を設置する家というのも、特別な家ではなくなりました。そもそも、2階浴室というのは、プライバシーの面でのメリットもあるのです。風通しも1階よりよいし、日差しも遮られずに取り入れることができます。

 

もちろん、2階だからって開放感のあるお風呂にする必要はなく、適度な窓の大きさ、適度な遮蔽性で、開放感が好きな人はオープンに、そうではないひとはひっそりと、好きなお風呂をつくればいいのです。

 

ちなみに2階浴室の難点は、水漏れ=大惨事になってしまうので、防水施工に気を抜けないこと。あと、子どもがどろんこ遊びをしたり、部活で汚れて帰ってきたときに、2階までの移動によって家の中が大変なことになるかもしれない、という点です。

 

 

 

(2)1階浴室なら庭園風呂を推したい!

 

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いやあ、でも風呂はやっぱり1階がいい、そのほうが落ち着く。という向きの方には、ぜひ庭園風呂などをオススメしたく思います。庭や小さな屋外空間に隣接した場所に浴室をこしらえ、塀や植栽を工夫して、周囲から見られないようにして、ほどほどの日光がさし込む、緑豊かな木庭を楽しむ。そんなお風呂、いいですよね。心が落ち着きそうです。

 

庭園風呂のいいところは、お湯につかりながら四季を感じられること。「ああ、あの花が咲いた」「おや、こんな実がなった」「うーん、紅葉は美しい」「雪景色も悪くない」「若葉がきれいだなあ」そんなふうに、自然の移り変わり、微妙な変化を繊細に感じ取ってリラックスするのって、なんかすごい贅沢だと思いませんか。

 

 

(3)お風呂は安全であって欲しい!

 

お風呂は居心地のよい場所であってほしいもの。ところが、家のなかでお年寄りの事故が発生する場所、第一位がその浴室だというのは皮肉な話です。すべりやすいタイル、冬場の脱衣所との温度差など、お風呂は危険がいっぱい。そもそも、浴槽のお湯そのものが、お年寄りや背の低い乳幼児にとっては「安全なもの」ではないのです。

 

浴室の安全対策は、いろいろ工夫できるポイントがあります。まず、水に濡れてもすべりにくい材質の床にするとか、脱衣所との段差をなくすとか。浴槽の深さも、出入りのしやすさを考慮したいところですし、手すりの必要性も考えたいものです。

 

(4)シャワーを独立させるというワクワク感

 

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スポーツやフィットネスが好きな人や、浴槽にのんびりつかるのが苦手な人は、通常の浴室と別に、シャワーブースを設置するのもいいと思います。お湯をわかしてお風呂に入るよりも、もっと気軽に汗を流して、サッパリできる小さな空間。

 

特に、シャワーを浴びることが習慣になっている人は、いっそのこと寝室の隣にシャワーブースを設置してみては。朝起きて→いきなりシャワー→サッパリした身体で「おはよう」なんて、なんだかアメリカ映画の登場人物になったようで、ワクワクしませんか? 私だけですか?

 

イメージとしては、ニューヨークの高級マンションの一室で、寝室で目を覚まし、すぐ隣のシャワーブースでシャワーを浴びて、バスタオルを巻いた格好で朝日を浴びながら窓辺でセントラルパークを見下ろしつつ、コーヒーを飲む、みたいな(笑)

 

 

(5)足湯をリビングに設置するという贅沢

 

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温泉、好きな方多いですよね。温泉地には、足湯、ありますよね。最近ではサービスエリアや道の駅にもあったりして、わざわざ裸にならずとも、軽い感じで裸足になるだけでお風呂気分でリラックス。

 

あれを、リビングに持ってきちゃったら贅沢じゃないですか? リビングに限らず、屋外のウッドデッキなどでもいいと思いますが、小さなプールのような足湯スペースを作って、テレビを見ながら、おしゃべりしながら、あったまる。

 

家族でお風呂に入るのは激烈に恥ずかしくても、家族で足湯なら全然恥ずかしくないし、家族のコミュニケーションもいい感じになりそうです。どこにでも浴室を設置できるようになった今の時代だからこそ、できること、ぜひどなたか、チャレンジしてみてください(笑)

 

 

(6)そもそも浴室のつくりかたって?

 

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さて、そもそも浴室のつくりかたとしては、在来工法(現場施工)とシステムバス(ユニットバス)のふたつの方法があります。

 

 

 

在来工法(現場施工)は、自由に間取りを作って浴槽やタイルなど、好みのものを取り入れて自分だけのオリジナルの空間が作れます。一方、システムバス(ユニットバス)は、パネルなどを運び込んで部材同士をジョイントして組み立てるもので、防水性に優れていて、2階浴室などへの設置も簡単です。

 

 

 

ちなみに、最近建てられた家のうち、9割近くがシステムバスを採用しているのだとか。最近のトレンドは、乾きやすい床、お湯の温度が下がらない「魔法瓶かお前は!」というほど保温効果の高い浴槽(実際、魔法瓶風呂と呼ばれたりしています)、掃除や手入れのしやすさを意識したシステムバスなど。各メーカー、いろいろこだわっているようです。

 

 

 

 

 

(7)お風呂はやっぱり身体によいのです

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日本人は風呂好きとよく言います。その理由は定かではありませんが、湿度が高くてじめじめしやすい気候ゆえ、汗をかきやすく、身体がべたついて不快なので、お風呂でさっぱりしたい、そんな環境要因が大きいような気がします。特に今の時期なんかはそうですよね。それに、温泉が日本全国これだけたくさんあるのも、日本人が風呂好きだという証のように感じられます。

 

お風呂に入ると、身体が温まります。身体が温まると、血行がよくなります。血行がよくなると、汗をいっぱいかきます。汗をかくと、身体のなかの老廃物を外に排出できます。そして、疲れがとれ、リラックスして、スッキリとするのです。

 

 

お風呂で本を読んだり、音楽を聴いたり、今ではテレビを見たり、スマホを操作したり、お風呂は昔と比べて、なんとなく「楽しい場所」になりつつあります。入浴剤にこってみたり、アロマを楽しんだり、半身浴でダイエットに取り組んだり、楽しみ方はいろいろです。

 

皆さんも、お風呂に入るのが毎日の小さな幸せと感じられるような、そんな家づくりをぜひ楽しんでください。ただし、お風呂でお酒を飲むのは危険ですのでやめてくださいね!

 

以上、今回はお風呂についてのあれこれをお送りしました!