いまのうちに知っておきたい、暖房の基礎知識(2)




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こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

11月に入りました。野球の日本シリーズも終わり、いよいよ本格的に寒い季節がやってきます。今回は、先月お届けした「いまのうちに知っておきたい、暖房の基礎知識」の続編、具体的な暖房機器それぞれについての解説をお届けします。

 

家づくりを考えている方、新潟の、特に長岡から山間部に向けての地域に家を建てる方は、冬の寒さが尋常じゃありませんので、プランニングの際には、どんな暖房を使用するか、部屋ごとにちゃんと考えておいたほうがいいですよ!

 

 

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(1)エアコン

 

部屋の空気の温度を調節するものといえば、代表格は「エアコン」です。あたたかい空気を出して、部屋の空気を循環させて全体をあたためます。

 

エアコンのいいところは、冷房をする部屋には必ずそのエアコン本体がすでに取り付けられているという点。ピッとリモコンを押せばあたたかい空気が出てきて、エネルギー効率も比較的よいです。

 

ただ、格安なタイプのエアコンは性能が冷房機能のほうに特化されていて、暖房機能がいまひとつだったり、特に寒い日はスイッチを入れてもすぐに部屋をあたためてくれるだけのパワーがなかったりします。

 

部屋の高い場所に設置しているので、床までなかなかあったかい空気が届かないというのも、「エアコンじゃ物足りない…あたたまらない…」と思ってしまう理由のひとつです。

 

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(2)ファンヒーター

 

ファンによってあたたかい風を送り出す、ファンヒーター。電気のコードさえコンセントに届けば、置きたい場所に自由に置けて、温風でぬくぬくできるため、使っている方も多いことでしょう。直接的に即時的にあたたかさを実感するのに最適です。

 

ファンヒーターには、石油を燃焼させる「石油ファンヒーター」、ガスを燃焼させる「ガスファンヒーター」、そして電気で熱したセラミックヒーターの熱を使う「セラミックファンヒーター」があります。

 

エアコンと違って、一カ所にパワフルな温風をぶわーっと出せるので、朝、起きたばかりの着替えのときなど、ファンヒーターの前が定位置になったりしますよね。ただ、空気が乾燥しやすく、においもあったり。空気が濁るような感じなってしまうので、こまめに部屋の換気が必要です。

 

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(3)電気ストーブと呼ばれるものたち

 

電気ストーブのいいところは、空気がきれいな点です。エアコンやファンヒーターのように温風を放出すると、どうしてもホコリが舞いますが、その点、物静かな電気ストーブは部屋がクリーン。それに、電気コードをコンセントに差しておけば、石油もガスも不要です。

 

電気ストーブには、遠赤外線ヒーター、ハロゲンヒーター、パネルヒーターなどがあります。火を使わないという点では、どれも安全な暖房器具。前回お届けした暖房器具の種類でいうところの、「輻射式暖房」ですね。

 

このなかで一番出回っているのは遠赤外線ヒーターでしょうか。部屋全体をあたためるのは苦手ですが、身体に直接熱を届けてくれるので、局所的な暖房器具として、とても効率的です。

 

ハロゲンヒーターは、内蔵のハロゲンランプを加熱して赤外線を発生させます。遠赤外線ヒーターと比較的すると、立ち上がりが早く、とりあえず暖をとる、身体の表面をあたためる、というときに便利です。

 

パネルヒーターは軽くて持ち運びしやすく便利ですが、暖房効率はあまり高くありません。ちょっと時間もかかります。

 

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(4)オイルヒーター

 

デロンギで有名なオイルヒーター。デザインがけっこうオシャレだとか、部屋を乾燥させないとか、火事の心配もないということで人気のある暖房器具です。

 

密閉したパネル内のオイルを電気であたためて循環させます。一酸化炭素も二酸化炭素も発生しない、安全、静か、空気がきれい、と、メリットはたくさん。ですが、部屋をファンヒーターのように一気にぶわーっとあたためることはできません。また、電気代もちょっとお高め。

 

ゆとりをもってゆっくり部屋を暖めて、安全にぬくぬくしようぜ、まあそう急ぐなよ、金ならあるさ、という感じの、なんというか、大尽の余裕的な印象を感じるのは私だけでしょうか(笑)あ、べつに嫌いじゃないですよ。むしろオイルヒーター、好きです。

 

 

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(5)こたつ

 

いまさらこたつについて語ることもないという気がしますが、和室でこたつに入ってテレビ見ながらミカンを食べる、この構図はもはや古典的伝統芸能。落ち着きますよねえ、ほんとに。

 

こたつのいいところは、布団でしっかりぬくもりを閉じ込めるので、エネルギーを無駄にしないとこ。熱ければ出て、寒ければ入ればいいという「来るもの拒まず去るもの追わず」的な姿勢もなんだかサバサバしていて、とっつきやすく、使いやすい感じがします。

 

ただ、当然ですが、こたつで部屋全体があたたまることはありません。エアコンやオイルヒーターなどで部屋全体をゆるやかにあたためつつ、こたつでぬくぬくするのが、理想的な構図ではないでしょうか。

 

 

そんな感じで、代表的な暖房器具をご紹介しました。暖房器具はどれも一長一短。適材適所をいかに見極めて、ミスマッチをなくすかがポイントです。

 

例えば、子どもが過ごす部屋はオイルヒーターなどの空気のきれいさや安全性の高さを重視したり、書斎は局所的に足元をあたためつつ狭い部屋でも空気を汚さない電気ストーブを使うとか。リビングダイニングは人感センサーなどのついた暖房性能の高い一番いいエアコンをちょっと奮発して買って、家族が集まるソファの近くに一台ファンヒーターを置いておくとか。

 

遠くないうちに、さらなる暖房器具の続編として、暖炉やペレットストーブなどについてもご紹介できればと思っています。

 

以上、今回は「いまのうちに知っておきたい、暖房の基礎知識(2)」をお届けしました!