長期優良住宅ってどういうこと?




こんにちは、アールプラスハウス長岡のアールです(^o^)

 

今回は、家づくりのお悩み相談の第三弾。「よく耳にするけど、なんのこっちゃ?」の住宅キーワード、「長期優良住宅」についてです。

 

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【お悩み】

Q.長期優良住宅ってどういうこと?何が優良ならいいの?

新聞や住宅雑誌などに、よく「長期優良住宅」という言葉が出てきます。これってどういうことでしょうか? 何がどう「優良」で、「優良」と判断されるには何か基準があるのですか?

 

ただ、ここでいう「基準」はあくまで法律に基づくもので、その家が長期優良住宅か否かを決めるのは、オーナーやビルダーの主観的判断ではなく、所管行政庁の判断です。公的な機関の審査と認定を受けてはじめて、「長期優良住宅」となるのです。

 

そしてこの審査に通り「長期優良住宅」のお墨付きをもらった家は、減税などの様々な優遇措置を利用できる、という仕組みです。

 

ついでに、長期優良住宅の普及が促進されるのには、質のよい住宅を大切に長期にわたって使うことで「地球環境への負担を減らすこと」や「建て替えのコストなどを削減すること」が目的としてあることも、知っておいてください。

 

ではこの「長期優良住宅」、どんな基準があるのかというと、次の9つ。

 

「劣化対策」「耐震性」「管理維持・更新の容易性」「可変性」「バリアフリー性」「省エネルギー性」「居住環境」「住戸面積」「維持保全計画」。そのうち、「可変性」「バリアフリー性」はマンションなどの共同住宅についての内容なので、一般の住宅には7つの基準が適用されます。

 

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「数世代にわたり住宅の構造躯体が使用できる」というのが条件です。実際の部材や材料に耐久性のあるものを使用することや、木造家屋の場合は結露対策も重要になります。

ひとことで言えば、「長持ちする家ですよね?」ということ。

 

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極めてまれ(数百年に一度)に発生する地震に対して、継続して利用するために必要な改修工事を容易にするための基準です。損傷レベルを低減させること、具体的には、建築基準法で想定する1.25倍の地震でも倒壊しないこと。(ちなみにこれは性能評価の耐震等級2に該当しますが、しかし現実的な地震への対策を考えた場合、建築基準法の1.5倍の耐震等級3にすべきではないかという声も多いです)。

ひとことで言えば、「地震に強いですよね?」ということ。

 

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内装や設備の維持管理がしやすいことが条件です。構造躯体が長持ちしても、内装や設備は耐用年数が短いとされています。なので、例えば給排水管の点検や補修など、メンテナンスがしやすい、という部分がクローズアップされるわけです。

ひとことで言えば、「ちゃんとメンテできる家ですよね?」ということ。

 

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断熱性能や気密性能を高め、省エネルギー性能を確保することが条件です。

断熱性・気密性については、家づくりのお悩み相談「高気密・高断熱ってどういうこと?」のコラムをぜひ参考にしてください。

 

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地域の良好な景観形成に配慮されていることが条件です。すなわち、街並みにきちんと調和した家か、家そのものだけでなく、周辺との関わりを考慮しなさいということ。

 

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良好な居住水準を確保するために必要な規模かどうかが条件です。戸建て住宅は75㎡以上と決められています。ひとことで言えば、「あんまり狭い家はダメ」ってことですね。

 

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定期点検、補修の計画がつくられていることが条件です。家は常に雨水や風にさらされているわけですから、当然劣化します。(1)の劣化対策や(4)の維持管理・更新の容易性が、損なわれることのないよう、定期的に点検しメンテナンスを行う補修計画をつくっておきなさい、ということです。

ひとことで言えば、「ちゃんとメンテ計画できてる?」ってことです。

 

 

以上の審査基準を満たす建築計画と維持保全計画をきちんと用意して、これを地方公共団体ごとの所管行政庁に申請します。そして「うん、よし。あんたんちは『長期優良住宅』だ!」ということで認定がおりると、減税などの優遇制度を利用できる、という話。

 

ちなみに、認定をもらえるのは建築前の段階ですが、家が完成して暮らしはじめてからしっかり定期点検やメンテナンスを実行しないと、あとから指導や改善命令を受けたり、認定の取り消しなんてこともありますので、注意が必要です。まあ、注意というか、ちゃんと約束を守って家を維持管理しましょう、ということ。

 

「長期優良住宅」を建てたい、という方は、まずは早めにハウスメーカーやビルダーに相談してください。認定基準を満たしたプランをつくることが最初の条件ですので、設計の途中で唐突に「やっぱさー『長期優良住宅』の申請しちゃう?」とか言い出すと、それに合わせるためのプラン変更を余儀なくされていろいろ大変、ということもありますので、ほんと、お早めに。

 

以上、今回は「長期優良住宅」の制度についてのご質問でした!おわかりいただけたでしょうか?